尚絅学院大学

特別支援学校の授業の流れを体験しながら学ぶ

1年次前期学類履修推奨科目である ｢特別支援教育総論｣ を紹介します。
この授業では、特別支援教育の基本的な考え方や制度、さまざまな障害の種類に関する理解と支援について学びます。
講義ばかりではなく体験的な活動も取り入れています。

2019年度は、知的障害の分野において実務家教員による模擬授業を行いました。
学内の畑を活用し、学生を児童に見立てて ｢栽培｣ を題材とした特別支援学校の授業を体験・観察しました。
指導案 (授業の設計図) を基に、障害の特性に応じた教材・教具の工夫、言葉掛けの工夫を具体的に学ぶことができます。
これから初めて特別支援教育を学ぶ学生にとって、取り組みやすい内容を用意しています。

今回活用した畑は、2019年度に新入生と一緒に新たに整備したものです。
今後は、実際に地域の障害のある方々に活用していただき、学生が直接かかわることができる場となるよう準備を進めています。