尚絅学院大学

子ども学類 お知らせ

【子ども学類】保育現場で活用するパソコンスキル

2024/07/17

 ICTの普及に伴い保育の現場でもパソコンやタブレット、ICTシステムが導入されるケースが増えています。以下、保育現場で活用するパソコンスキル(ワード・エクセル・パワーポイント)を紹介します。

 まず、ワードではタイピングや図表の挿入、文書を見やすくするための調整(文字の大きさや字体など)、コピー&ペーストなどの機能があります。現場では、保育指導計画やお便り作成などに役立つスキルなので、新任のうちから使用する機会が多いです。

 次に、エクセルでは表作成や関数計算ができ、その結果をグラフに表示する機能があります。現場では、園行事(お楽しみ会など)の出欠表や職員勤務表の作成、さらには園児のデータベース作成や予算関係業務にも役立つスキルです。園長・主任や事務員が使用する場合が多いようです。

 最後に、パワーポイントではスライド作成やプレゼンテーションの方法を学びます。現場では、保護者への説明資料作成、事例発表・研究発表などに役立つスキルです。写真や図形の配置が自由にできるため、ドキュメンテーション作成にも活用できます。


「情報リテラシー」(1年生・卒業必修)の授業では、保育現場でのITC活用を想定してワード・エクセル・パワーポイントの機能と操作方法を修得します。第13回(7月5日)の授業では、①数式や関数を使って合計や平均や構成比を求め、②縦棒グラフを作成し、③円グラフを作成しました。


 高校の「情報」の授業ですでに学んだ学生にとっては簡単だったようです。また、機器に慣れている学生は説明資料を見ながら自力で課題をこなしていました。パソコンが苦手な学生も頑張って課題に取り組んでいました。         (文責:兎澤 聖)