【子ども学類】卒業生がゲストスピーカーに来てくれました!
2024/06/11
子ども学類4年生の授業、「教育実習指導(幼)」は、9月に行われる幼稚園での教育実習の事前学習を行い、実習に向けた準備を行う授業です。5月8日の授業では、子ども学類の卒業生であり、尚絅学院大学附属幼稚園に勤務して5年目になる幼稚園教諭である伊藤先生にゲストスピーカーとして来ていただきました!
尚絅学院大学附属幼稚園で大切にしている保育の理念や特色や実際の子どもの活動の様子について、写真を交えてお話ししていただきました。
毎月行っているおやつ作りの事例では、「プリンが好き」「作ってみたい」という子どもの思いから出発し、ランチョンマット作りやプリン屋さんごっこなどの遊びに展開させたり、他のクラスへのおすそ分けしたりすることで、異年齢のコミュニケーションを作り出していることが伝わってきました。
また、絵本と歌を組み合わせた表現遊びの教材やバリエーション豊かな手遊びも実演していただき、学生たちも笑顔で歌ったり、手遊びを行ったりして、楽しい雰囲気で授業が終了しました。
学生のレポートでは、
「遊びやおやつについてなど、子どもたちと話し合って一つひとつ決めることによって、子どもが『自分の意見や考えを表現し、友だちとともに行動できる子ども』という尚絅幼稚園の教育目標の達成やそのような子どもの育ちにつながっていると感じられました。」
「教材研究の紹介と実践では、先生がにこにこ笑顔で元気よく実演している様子を見て、こういう笑顔や元気につられて子どもたちも楽しむことができ、信頼関係が築けていくのだろうなと思いました。自分も実習はとても緊張してしまうと思いますが、元気に・笑顔を心がけて子どもたちの笑顔を引き出せるような実習にしたいと思いました。」
といった感想が見られ、保育実践や教材についてだけでなく、保育者としての振る舞いやあり方についても学ぶことができたようです。
伊藤先生、お忙しい中、素敵な授業をありがとうございました!