【子ども学類】韓国の児童養護施設の子どもたちへプレゼントしました
2024/03/06
尚絅学院大学のユウです。キリスト教保育をベースに、愛と奉仕を保育(福祉)現場で学び、実践するゼミ活動をしており、ゼミ生はことばも文化も様々な子どもたちに寄り添える保育者を目指しています。今回は、子ども学類の先生方や学生たちがつながり、韓国の子どもたちへ愛を贈る活動ができましたので紹介します。
2023年12月、クリスマスが近づいてきたので、私は韓国の児童養護施設天養園(チョニャンウォン)へクリスマスカードを送りたいと考えていました。そんなある日、安藤先生の研究室(2号館2階)の前で、大きな折り紙のクリスマスツリーを発見しました。緑色の厚紙で折ったツリーです。私は思わず、「このツリー、チョニャンウォンの子どもたちに贈りたいなあ」と思いました。
「でも、私一人で作れるかしら…」と思って眺めていた時、ちょうどそこを通りかかっていた男子学生たちがいてその話をすると、安藤先生の授業で折り方を習ったので、今ならユウ先生に教えてあげられるよ、と言ってくれました。さっそく、みんなで研究室の床に座りこみ、クリスマスツリーの折り方のレッスンスタート!その中で、普段は静かな男子学生が世界一わかりやすい教え方に私はびっくりしました!
その後、私の思いを知った安藤先生が、赤と緑の大きい厚紙をプレゼントしてくれました。ますます子どもたちに贈りたい気持ちがふくらみました。そして、みんなで相談した結果、ツリーに寄せ書きをしよう!それ自体が飾りになるね!とみんなで盛り上がりました。
その後、相馬先生(造形が専門)と廊下で会ったので、このツリーにメッセージを書きたいけどどうしたら良いかを相談してみると「ポスカがいいですね」と教えてくれました。私はすぐ 金、銀、白のポスカを買ってきました。
このエピソードをゼミで分かち合い、ツリーを段ごとに分担して、子ども学類のみんなに声をかけることにしました。
みんなでメリークリスマスを書いたり、星を書いたり、線や点などをつけました。こうして、何らかの形で子どもが大好きな日本の学生たちが、異国の子どもたちの幸せを祈る気持ちを表現したかったのです。
そして、このツリーは2023年12月22日、韓国の児童養護施設チョニャンウォン(天養園)の子どもたちに届きました。また、子ども一人ひとりにはクリスマスカードと日本のお菓子もプレゼントしました。
今回紹介したこの取り組みは、 尚絅学院大学2号館2階の廊下からスタートしました。私の小さな願いを、安藤先生や男子学生たち、相馬先生、ゼミの学生、そして子ども学類の学生たちがつないでくださり、異国の子どもたちへの心の寄せ書きがあふれた大きなクリスマスツリーになって愛を贈る活動ができました。
ローマの信徒への手紙 8:28
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、
万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
로마서 8:28
우리가 알거니와 하나님을 사랑하는 자 곧 그 뜻대로 부르심을 입은 자들에게는
모든 것이 합력하여 선을 이루느니라