【子ども学類】保育教材演習のゼミ紹介
2024/01/26
前田ゼミは、1年間を通して保育教材を作成し、演習技術を高めてきました。その中で、地域の親子教室にも参加し、実際に子どもたちと触れ合いながら学びを深めてきました。今回はゼミ活動1年のまとめとして、ゼミ生による教材紹介と1年間のゼミ活動の学び・感想を掲載します。
保育教材の紹介(写真1枚目)
保育教材(1枚目)
・ペープサート「やきいもグーチーパー」
歌に乗せてペープサートを動かして子どもたちとじゃんけんします。グーチーパーのキャラクターの表情にも注目です。
・マジックシアター「すうじのうた」
歌を歌いながら、数字が何に変身するのか、何に見えるのかを子どもとやりとりを楽しみながら演じます。数字の読み方や形を知ることもできる教材です。
・スケッチブックシアター「ガチャガチャマシーン」
ガチャガチャを回すとカプセルが出てきて、中身を開けるとカプセルの色に関する動物や食べ物が入っています。カプセルを開ける時、カプセルの上半分が開くので、中身が半分見えますので、子どもたちに「これは何かな?」とクイズできるよう工夫しています。
・紙皿シアター「たべたのだれかな?」
紙皿を回すと、紙皿に描かれたニンジンや魚、リンゴなどの食べ物が一口かじられていて、「たべたのだれかな?」と子どもに問いかけます。ヒントとして動物のしっぽや耳などがチラッと出てくるので、一体誰が食べたのか当てることを楽しめる紙皿シアターです。
・マジックシアター「これなーんだ?」
クリアファイルを使った保育教材で、色に関係した動物や食べ物の形に合わせて絵が出てきます。子どもたちに「これなーんだ?」と問いかけ、子どもがクイズに答えると、消えていた絵の答えが出てくる楽しい仕掛けのあるクイズです。
保育教材の紹介(写真2枚目)
保育教材(2枚目)
・マジックシアター「魔法のレンジ」
いろいろな材料を入れ、魔法をかけると「ある食べ物」ができます。子どもたちに問いかけながら一緒に作るので、みんなで楽しめる教材です。
・マジックシアター「どんな色が好き」
歌に合わせてめくると、その色に関する絵が出てきます。例えば、赤のクレヨンの時はりんごや消防車などがマジックシアターで色付く仕掛けです。
・スケッチブックシアター「やさいクイズ」
いろいろな野菜の葉っぱが見えますが、土の中に隠れている野菜が何かを当てるクイズです。葉っぱだけだとわかりにくいので、ヒントを出して子どもたちに考えてもらいます。
・スケッチブックシアター「シルエットクイズ」
いろいろな形のシルエットを見せ、何の形かを子どもたちに当ててもらうクイズです。動物や車などが出てくるので、子どもたちとのやりとりが楽しい教材です。
1年間のゼミ活動を振り返って(学生の学び・感想)
保育教材演習発表の様子
・1年を通して、さまざまな教材を作ったり、発表を繰り返したりして、初めは緊張していましたがだんだん慣れて、保育教材を通してやりとるする楽しさを味わうことができました。この経験をもとに、子どもたちに行う際には、子どもとのやりとりを意識していきたいと思いました。とても楽しく、学びの多い1年間でした。ありがとうございました。
・ゼミ活動を通して、ペアで教材を作ったり、個人で教材を作って発表したことで、どのような教材があるのかを知れたり、演じ方や流れもとても参考になりました。また、教材の他にもさまざまな手遊びを知ることができて良かったです。学んだ教材の種類や演じ方、流れ、手遊びを次の幼稚園実習に活かしたいと思います。
・前田ゼミを通して、教材を作ったり演じたりする機会が多く、実習の練習になったことがとても良かったです。友だちの教材や演じ方を参考にしながら、次の実習でもがんばりたいと思います。1つの教材でも演じ方によって印象が変わるので、教材研究をしっかりとしていきたいです。みんなで楽しく活動できて嬉しかったです。
・実習前に実習の不安や悩みをみんなで話したり、実習後に感想を言い合ったりしたことで気持ちが楽になりましたし、安心できて良かったです。教材もたくさん作って、人前で演じたことを通して、一緒に楽しむ魅せ方を学ぶことができ、貴重な経験となりました。みんなも先生もたくさん反応してくれてとても心強かったです。来年は卒論があるので、就活と合わせてがんばりたいと思います。
・前田ゼミに入ったおかげで、公民館で実際に子どもの前で発表して、部分実習や子どもの前で話すことに不安を持っていましたが少しずつ自信がついてきました。次の幼稚園実習に向け、春休み中にあと2つ程教材を作りたいです。
・友だちと教材作成を進めていく中で、自分が今まで知らなかった教材や、知っていても自分ではアレンジが思い浮かばないようなアイディアが多くあり、自分の引き出しも増やすことができました。また、二人組のペアになって制作することが初めてだったので、一人でやるよりも二人で演じる楽しさを感じることができました。親子ふれあい教室では実際に子どもの前で教材を発表したり、一緒に運動遊びを行い、子どもたちと関わる楽しさや子どもの興味の持ち方を知ることができ、とても良い経験となりました。今年度は制作がメインでしたが、来年度は卒論が始まるのでがんばります。
・ゼミでは、保育士になる上でためになることをたくさん学ぶことができました。保育教材を一緒に作って発表したり、自分で作ったものを発表したりして、友だちのいいなと思ったところを生かして教材を作ったり、演じたりできたのでとても良い機会となりました。また、地域の親子と交流することは普段なかなかないので、そのような機会を通して地域に触れることができてよかったです。
・ゼミが始まった時は、普段話したことがなかった人もいて緊張していたのですが、ペア活動や保育教材作りなどを通してみんなとても仲良くなれたこともあり、ゼミ1回1回の授業がとても楽しみで、とても楽しかったです。保育教材もなかなか一人だとがんばる力が出ないこともありますが、作る環境を整えていただき、一緒にがんばってくれる友だちがいることでがんばることができ、実習に役立てることができました。来年は今年以上に実習や就活、卒論など頭を抱えることが多いと思いますが、乗り越えていきたいです。
・子ども学演習(ゼミ)を通して、楽しく演習をすることができました。二人一組から始まって、共同で何かを制作する時間があり、普段は一人で作ることが多いため、友だちと一緒に作ることが新鮮でよかったです。4年生では卒論があり、個別指導になるのでがんばりたいと思います。来年、皆勤賞できるよう体調管理に気をつけたいと思います。
・自分一人、そして友だちと教材を作っって発表しました。このゼミだからこそ経験できたことがたくさんあり楽しかったです。地域の方たちとも関わることができて、良い経験でした。ゼミの人数は10名と多いですが、みんなで遊びに行くほど打ち解けたので嬉しいです。卒論がんばります。