尚絅学院大学

親子教室参加に向けた取り組み

前田ゼミは元保育士の教員のもと、３年次は保育教材を研究し、４年次は子どもや保育に関する研究を行うゼミです。
今回の親子教室に向けて、2人組になって１歳児向けの保育教材を作成しました。普段は一人で演じる教材を作成、演じることが基本ですが、今回は二人で一つの教材を作成し、二人ならではの演じ方を研究しました。効果的に演じ分けることで、よりその教材の良さが引き出せたり、お互いが一緒に演じることを楽しむことで、見ている子どもたちもより楽しめるようになることが分かりました。
その成果を、今回の親子教室で実践してきました。

のびのび親子教室の内容は、下記のリンクに当日配布したプログラムを掲載しておりますのでご参照ください。
前半は、学生ペア５組による保育教材の実演があり、親子に鑑賞してもらいました。
後半は、教員による親子触れ合い遊び、キーボードを使って音楽リズム遊びをしました。
およそ１時間のプログラムでしたが、お子さんや親御さんたちが学生たちと温かく触れ合い、笑顔と笑い声が絶えない幸せなひと時となりました。

今後も、このような機会を通して、学生たちが地域の子どもたちや家庭と触れ合えるよう活動していきたいと思います。

参加学生の感想

・今回参加させていただいた親子のびのび教室は、以前からずっと楽しみにしていました。私は「まあるいたまご」をしました。トップバッターということもあり緊張してしまいましたが、パチンで手を叩くところを一緒にしてくれたり、子どもたちが笑顔で歩き回ったりしている姿を見て緊張が少し解れました。発表が終わって座る場所に戻った後に、子どもたちが近くに来てくれてたまごに興味を持ってくれたのが嬉しかったです。リズム遊びでは、特にメダカの動きをお母様や子どもたちと一緒に楽しむことができて楽しかったです。地域の方々と関わることができ、とてもよい経験をすることができました。

・スケッチブックシアターをしている時に、お子さんが近くに来てスケッチブックシアターのしかけに興味を持ってくれたり、一緒に歌ってくれたりして嬉しかったです。前田ゼミのみんなとも楽しい思い出をつくれてよかったです。

・今回の親子教室で実際に保育教材演習を行い、年齢に合わせて興味をひく保育教材を使用することで子どもたちが楽しそうに過ごしていることが印象的でした。ただスケッチブックシアターやペープサートを使い、話すのではなく歌に合わせて身体を揺らしたり、手拍子をしたりすることで真似しやすく楽しみながら活動できると感じました。参加してくれた子どもたちが自分たちが作った教材に興味を示し、たくさん触ってくれたり、言葉のやりとりを楽しんでくれて大変可愛らしく、嬉しかったです。

・自分たちが発表するとき、盛り上がってくれるかな、楽しんでくれるかなと不安がありましたが、自分が思っていたよりも子どもたちがのってくれ、嬉しく自分自身も楽しみながら行うことが出来ました。また、子どもたちと一緒に体を動かしたり、言葉のやり取りを行って同じ空間で一緒に遊べてとても楽しく、ゼミのみんなとも交流することができたのでいい思い出になりました。

・今日は終始子どもたちが可愛くて笑顔が絶えませんでした。「あなたはだあれ」では、子どもたちが目の前に来て真似してくれたり、動物の頭を撫でたりしてくれて、練習の時よりも何倍も楽しみながら出来ました。子どもの声に反応しながら気持ちを共有することの嬉しさや楽しさを改めて感じました。その後のリズム遊びも子どもたちがノリノリで一緒にやってくれて嬉しかったです。授業でも思った通りとんぼやめだかの動きが特に可愛くて癒されました。

・ペープサートを演じたりリズム遊びをしたりして子どもたちと関わり、とても楽しかったです。興味を持ったことにゼロ距離になるというのを実際に見ることができ可愛かったです。楽しんでくれている様子が見られて、自分もより楽しむことができました。このような経験をすることができてよかったです。

・公民館でスケッチブックシアターをしてみて、子どもたちがとても近くまで来ていて、子どもの反応や表情を見ながらスケッチブックシアターをしていたため、間違えてページを捲りそうになってしまったり、歌詞を間違えてしまったりしましたが、子どもたちが楽しんでいる様子が見られて嬉しかったです。また、わらべうたでは子どもたちと触れ合うことができ、親御さんも楽しんでいる様子が見られてよかったです。

・親子教室に参加でき、子どもの笑顔や全力で楽しむ姿を見ることができてとても楽しく可愛い姿に癒されました。目の前まで出てきて楽しくて踊っちゃったり、興味津々で触ったり、感情が溢れ出ている姿は最高に可愛くて、もっと楽しくなれる事をしたい！と思いました。またこのような機会があればぜひ行きたいです！

・今日の「のびのび親子教室」では、子どもたちが元気いっぱいで走ったり、踊ったりと楽しんでいる姿を見て、こちらまで明るい気持ちになりました。とんぼやめだかになりきっている姿がとても可愛らしかったです。「山の音楽家」では歌に合わせて一緒に手を叩いたり、前にきて動物によしよししてくれたりと興味を持ってくれて嬉しかったです。また、最後の自由時間の中でパネルシアターに動物を貼り、動物を切り株に乗せたり、楽器を持たせたりと楽しむ姿が見られました。「ぺったんできたね」と拍手すると子どもが真似をして拍手をしながら喜んでいました。お友達が貼ったときにも拍手をして喜んでいる姿がとても可愛かったです。子どもたちと触れ合いながら楽しい時間を過ごすことができてよかったです。ありがとうございました。

・親子と関わる機会が普段ないため、今回このような機会をいただけて嬉しかったです。また、子どもたちが走り回ったり、近くにきたり、真似っこしたりなど楽しんでいる姿が見られて嬉しかったです。ペアの人と教材を作りそれを実際に親子の前で演じるという機会がなかったため、保育実習の時にはできない2人ならではのかけ合いなどできて見ていても演じていても楽しかったです。今回の親子教室を通して、地域の方々と触れ合う良さを感じました。このような機会があったらまた参加したいと思います。