尚絅学院大学

　７月は水遊びも心地よい季節です。２年「保育内容・環境」では、梅雨の合間を盗んで泥んこ遊びをやりました。泥だんごを作りました。固まった泥だんごはその後丹精込め磨いて「光る泥だんご」にします。

１） まず、泥んこベースでひたすら泥をこねます。土の中の空気を追い出すのが目的です。

２） やさしく形を整えます。固くしようとして力を入れると、だんごが崩れて空気が入ってしまいます。はい、やりなおし！

３） 転がしながら、掌の体温で水分を飛ばします。

４） 丸い形に安定したら、乾いた土を少しずつかけます。乾いた土に水分を移動させつつ、優しくこすって表面を整えます。

５） 徐々に粒子の細かい乾いた土をかけ、表面を滑らかにします。

６） 一日目はこの辺まで。だんごをポリ袋に入れて休ませます。この時、中心部に残っている水分が拡散し固く変化します。

７ ）袋から出して、毎日やさしく掌で磨きます。数日すると、光沢が現れだします。

８） 最後は表面の滑らかな布で、もっと優しく磨きます。「光る泥だんご」が完成します。

　いろいろ個性的なDDが出来上がりました。３号館（音楽室）連絡通路に展示しました。１１月３０日まで展示しています。演習成果の一つを是非ご覧下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「保育内容指導法・環境」担当者