尚絅学院大学

子ども学類 お知らせ

にゅうどうぐも日記 vol. 4  エノキ村は産卵ブーム(2)

2022/08/25

 樹冠を賑わすオオムラサキやゴマダラチョウのエノキの根本には、刺が鋭いユリ科(目)つる性樹木であるサルトリイバラ(Smilax china)が生えています。

サルトリイバラの葉に輝くもの(18/Ⅷ/2022)

サルトリイバラの葉に輝くもの(18/Ⅷ/2022)

 こちらでも、貴重な晴れ間を逃すまじとルリタテハ(Kaniska canace)が行ったり来たり。飛び去った後、こっそり覗いてみれば、卵の粒が輝いています。

葉の裏面にはたくさんあります(18/Ⅷ/2022)

葉の裏面にはたくさんあります(18/Ⅷ/2022)

 自然の造形美。孵化が楽しみです。

ルリタテハの卵は自然の造形美(18/Ⅷ/2022)

ルリタテハの卵は自然の造形美(18/Ⅷ/2022)

 オオムラサキやゴマダラチョウが幼虫で越冬するのと異なり、ルリタテハは秋までに蛹となって、さらに羽化し、成虫で越冬します。これから孵化して間に合うのかな?

ひなたぼっこのルリタテハ(27/Ⅲ/2021)

ひなたぼっこのルリタテハ(27/Ⅲ/2021)