尚絅学院大学

生涯学習

2023年度前期生涯学習講座 尚絅オープンユニバーシティの新規講座のご案内

2023/04/07

2023年度前期生涯学習講座 尚絅オープンユニバーシティで、新規講座として開講する3つの講座の講師をご紹介します。

各講座とも、本学を退職された先生方が、生涯学習講座として、プログラムを再構成した形で、教えてくださいます。

各講座については、リンク先の学習予定表をご覧いただければと思います。


イギリス文学と文化に親しむ

学習予定表 : リンク

【講師】小原 俊文(おばら としふみ) 【学位】文学修士
【所属学会】日本英文学会、日本英文学会東北支部、日本T.S..エリオット協会
【研究のキーワード】英米文学、モダニズム研究、インターテキスチャリティ、T。S.エリオットの作品研究、英米児童文学、英語教育 

【研究成果の概要】
1)T.S.エリオットの詩作品、戯曲などの創作における思想的な背景や影響関係を研究することが主たる研究としている。また彼の文学論、文化論を現在の批評理論との関連において再考することも課題に一部である。これらは、著書あるいは論文の形で主に紀要に掲載している。
2)英米児童文学においては授業との関連もある分野であるが、とくに言葉遊びと中心としてルイス・キャロルに強い興味を持ち、論文を紀要に掲載した。このことは、もっと広範な文学作品における言葉の使用、主に意味論の分野でのパロディ研究、インターテキスチャリティへの関心となり、エリオット論もこの視点から研究することにも役立っている。

【その他】新潟県生まれ、長野県育ち
【趣味】アウトドアスポーツ全般、写真撮影

発達障害のある子どもの理解と支援

学習予定表 : リンク

【講師】小松 秀茂(こまつ ひでしげ)
【学位】教育学修士
【研究分野】子どもの発達と障害
【所属学会】日本特殊教育学会、日本保育学会、日本教育心理学会、日本心理学会
【研究のキーワード】障害児心理学、特別支援教育、障害児保育、言語の行動調整機能

【研究成果の概要】
1)積み木模様構成活動の発達過程と障害児に対する機能形成過程について、発達神経心理学的観点から検討してきた。
2)保育系の学生が障害児や高齢者に対してもつイメージや態度についてクラスター分析を試みてきた。
3)聴覚障害をもつ子どもの言語の行動調整機能の発達と障害について実験心理学的に検討してきた。

【その他】出身地:宮城県
【趣味】囲碁

健康な毎日につなげるための食生活講座

学習予定表 : リンク

【講師】髙橋 睦子(たかはし むつこ)
【学位】博士(食産業学)
【所属学会】日本栄養改善学会、日本食育学会、日本公衆衛生学会他
【研究のキーワード】食育推進活動、地域活動、生活習慣病予防、食事調査 

【研究成果の概要】
1)子どもの咀嚼力育成に向けた食育の重要性
咀嚼を十分に行うことは、脳に刺激を伝達して血流量を増加させ、また、唾液分泌を促進して口腔内を浄化してう蝕を予防し、ひいては生活習慣病の予防につながる可能性が示唆されている。小学校低学年の調査結果から、よく噛んでいると回答は、17.6%と低値だった。次世代への咀嚼教育が望まれる。
2)ライフステージに応じた食の学習プログラムに関する研究
幼児期から高齢期までの食事調査の結果、各ライフステージにおいて、生活習慣病予防のための食生活チェックシートを作成した。このシートは自治体で活用し、広域的な課題解決につなげていくツールとして期待されている。
3)青年期を対象とした食生活改善のための意識と実状 ~ 一般市民と管理栄養士課程専攻大学生との比較~
青年期を対象に学生と一般市民の実態把握と課題抽出のため、食事調査を実施。食生活に関する理解と改善意欲に関する因子分析の結果、「エネルギー意識」と「朝食意識」の2つの因子が抽出された。 今回の調査から、一般市民に比べて学生は、食生活に対する知識や理解は高いが食事を摂ることの行動に結びついていないなど、一般市民と学生の意識と実態の違いが明らかになった。

【出身地】宮城県
【趣味】パッチワーク、スポーツ観戦(特にラグビー)

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