尚絅学院大学

学習サポートセンター

2024年度ピアチューター報告⑩「ピアチューターを経験して後輩に伝えたいこと」③

2025/03/31

学習サポートセンターにおいて学生が学生の学習をサポートする「ピアチューター」制度。
卒業した3人のピアチューターが、後輩の皆さんへ伝えたいことをまとめました。
第3回目は2年間ピアチューターとして活動した心理学類4年の佐藤さんです。

私は大学3年生と4年生での2年間、ピアチューターとして活動を行いました。
この2年間で様々なことを経験でき、それにより主体性やコミュニケーション能力が身についたと考えます。 

私がピアチューターになりたいと思ったのは、大学1、2年生のころに力を入れていた英語学習の経験が大きかったです。
入学時はかなり苦手だった英語でしたが、英検に何度か合格していくうちに自信が持てるようになりました。英語は勉強してみたら楽しい要素がたくさんあるにもかかわらず、やっぱり「難しい」「時間がかかる」という理由で挫折してしまう人が多いような気がしていました。
実際に私自身も、単語が難しくてそのまま英語学習を諦めた経験があります。そのような経験から、ピアチューターとして何か、英語学習やその他の学習に対して勇気づけられる存在になりたいと思いました。 

英語学習経験を活かし、インスタグラムの記事を作成しました

英語学習経験を活かし、インスタグラムの記事を作成しました

大学3年生からピアチューターとしての活動を始め、私は早速英語のイベントを提案しました。とにかく色々な学生が英語に興味を持ってもらうようなイベントを行いたいと思いました。
すると先輩方も協力して意見を出してくださり、最終的には英語が苦手な学生でも楽しめるようなゲーム(なぞなぞなど)のイベントを開催することになりました。
初めて自分の企画したイベントが実現できたときは、非常に達成感と満足感を得られたことを覚えています。初めての企画ということもあり反省することはたくさんありましたが、いい経験になったと思います。 

自分が企画を立案するだけでなく、他のピアチューターが立案した企画に協力することもピアチューターの楽しい要素の一つだと思います。
例えば、先輩が「心理学類相談会」を企画することになったときに、私は心理学類のピアチューターとしてどういう流れにしたらいいか意見を言ったり、学生生活を紹介したポスターを作成したりしました。このように、他のピアチューターの様子を見て自分がどんな業務をすべきか考えて動くというような、協調性が身についたのではないかと考えます。 

心理学類相談会では大学院生と直接話せる機会づくりをしました

心理学類相談会では大学院生と直接話せる機会づくりをしました

この2年間の活動は、私にとってとても大きなものでした。
学生たちの学習を支援できたのはもちろん、その経験を通して私自身も大きく成長でき貴重な経験となりました。今後の社会人生活でも、ピアチューターでの経験を活かして意欲的に取り組めたらと思います。
ピアチューターの活動を支えてくださった職員や先生の方々、そして学生の方々、本当にありがとうございました。 

TOEICフェス開催や英語コースのサポートも行いました

TOEICフェス開催や英語コースのサポートも行いました

4月には新入生向けの相談会も実施予定です。
春から入学する皆さんも、ぜひ困ったことがあればピアチューターにご相談ください!

◆ピアチューターとは?
皆さんの学習をサポートする各学類・専攻の先輩学生です。
4号館2階のラーニングステーションの相談デスクにて、レポートの書き方や英語の学習相談、パソコンやICT機器の質問などに対応しています。
またノートの取り方や試験対策などの学習方法についても相談に応じます。先輩でもあるピアチューターは同じ学生という立場で優しく丁寧にサポートするので、安心して気軽に相談してください。

◆ピアチューターに相談・質問したいことがある時は?
ピアチューターが相談デスクに在席しているときに、気軽に声をかけてください。
デスク在席のスケジュールは、学習サポートセンターインスタグラム、ラーニングステーション等の掲示物で確認できます。(不在時は教務課窓口でも予約可)


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