尚絅学院大学

大学学事暦

クォーター制について

尚絅学院大学では短期集中型の授業によりさらに効果的な学びを促進するため、クォーター制を導入しています。

短期集中型のクォーター科目には、a)90分授業を週2コマ×8週、b)180分授業を週1コマ×8週の2つのタイプがあります。タイプa)は、授業の間隔が短いため、前回の内容を忘れないうちに次の授業につなげることができ、集中的に知識・スキルの修得が可能になります。タイプb)は1回の授業の中で振り返りの演習を実施したり、グループワークと発表など充実したアクティブラーニングを行ったりするなど、毎回の授業の中で学習成果を実感しやすくなります。

具体的には前期・後期それぞれを2つの期間(クォーター)に分け、短期集中型のクォーター科目も開講できる学事暦としています。これにより、各授業科目を、それぞれの内容・授業方法により最も効果的な期間(クォーター、セメスター、通年、集中)で実施できるようになります。実際、2017年度より語学やコンピュータの実習科目など、実施可能な科目からクォーター科目となっています。(学類・学年により異なります。)

クォーター制の導入に伴い、1週間に並行して学習する科目数がこれまでよりも少なくなり、その分授業外学習も集中して行えるようになります。また1回の試験期間内(クォーター科目の場合8週目、セメスター科目の場合16週目)に行われる試験(レポート含む)の科目数も少なくなることも期待されます。

なお、クォーター科目の期末試験はそれぞれの授業期間の8週目に行われますが、成績評価結果の開示・通知は、これまでどおり9月・3月に行われます。

今回の取り組みは、本学の一連の教育改革の一環として行うもので、今後とも各授業内容・方法の改善ともに、適正な成績評価の推進と、学習到達度の検証に取り組んで参ります。

学生の皆さんには、クォーター制導入の趣旨を理解し、本学における学びの成果を一層確かなものとされることを期待します。