尚絅学院大学

ボランティアチームTASKI

ボランティアチームTASKIと中学生の閖上バスツアー

2023/10/14


震災伝承新聞とは

「今できることプロジェクト」の一環として、定期的に発行されている震災伝承新聞。 
名取市閖上に取材のためやってきた、南光台中学校の皆さんの1日のプログラムを、本学のボランティアチームTASKIが企画しました。

「今できることプロジェクト」は河北新報様が、東日本大震災の翌年から、「いま私たちにできることは何だろう」という想いから始まった活動です。現在では震災の教訓や記録を発信する活動も行っています。

中学生と閖上

10月14日(土)良い天気の中、ボランティアチームTASKIと、中学生はバスに乗って閖上へ向かいました。各目的地を移動するバスの中でも、ボランティアチームTASKIがバスから見える風景が、震災当時どうなっていたのかを、中学生へ説明しました。
初めに到着した場所は、閖上の日和山(名取市震災メモリアル公園)でした。閖上中央町内会長の長沼さんから震災前の閖上の写真や、津波が迫ってきている写真を見せてもらいながら、震災当時の様子を説明していただきました。取材していた中学生が真剣な表情でメモを取っていたことが印象的でした。
その後は、かわまちテラスへ移動し、若草寿司の比佐さんから震災前から今に至るまでの閖上の話を聴きました。若草寿司は元々閖上で営業していたお店で、震災後かわまちテラスへ移動して、今も閖上を支えてます。お昼は全員で若草寿司の彩海鮮丼を食べました。中学生も目をキラキラさせて昼食をとっていました。比佐さんのお話を聴いてから食べる海鮮丼はただおいしいだけではなく、震災後も閖上でお店を続けてきた歴史を感じる味でした。

午後は、中学生と一緒に、無印良品の商品でオリジナルの防災グッズを考えるワークショップを行いました。

活動を終えて

今回は河北新報様からの紹介で、中学生が震災伝承新聞を作成するために閖上を回るバスツアーを企画しました。
真剣にメモを取る姿や、楽しそうにワークショップに参加する中学生たちを見て、私たちの企画したバスツアーが中学生たちの今後の糧になったことと思います。

震災伝承新聞に関する記事(12/12発行)、バスツアー参加者の感想は添付書類の欄から、ぜひご覧ください。

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