ボランティアチームTASKI 活動報告2019 「大学間連携・春の閖上バスツアー」
2019/05/21
5/11(土)に「大学間連携・春の閖上バスツアー」が行われました。このバスツアーは毎年実施しており、尚絅学院大、東北大、福島大の学生・教職員が約70名参加し、震災から8年2ヶ月の閖上を自分たちの目で見る機会となりました。
TASKIの学生による事前学習会も行われました
閖上に向かうバス車内では、TASKIの学生スタッフによる震災後の閖上について説明がありました。閖上では、日和山にて語り部さんから津波到達時の状況や震災伝承の大切さについてお話を伺いました。
お昼は閖上港朝市内の『メイプル館』と、最近出来たばかりの商業施設『かわまちてらす閖上』の二手に分かれて昼食をとり、閖上を初めて訪問した学生も新しいまちの雰囲気を少し感じることが出来たようです。
午後は閖上中央集会所に住民さんをお招きし、お茶会で交流をしました。 たくさんの住民さんに集まっていただき、集会所内は大人数となりましたが、その分親しくお話しする機会となりました。
お茶会では5月26日に行われる「閖上まちびらきイベント」に向けた準備を一緒に行いながら、住民さんから「閖上話」をお聞きしました。また、住民さんの案内でまち歩きを行ったメンバーもいました。
お茶会後は、みんなで今回のバスツアーを通して思ったことや感じたことを共有するまとめの時間もとり、一人ひとりの学びを知ることが出来ました。
閖上は毎日のようにその景色を変えています。震災直後の面影はもうほとんど残っていません。特に、日和山から見る閖上のまちの景色は、まちびらきの為の工事で急激に変わっており閖上にお住まいの方ですら驚くそうです。その中で私たち学生ができることは、住民さんに寄り添いながら、一緒に笑顔になれるような活動をすることではないかな?と考える機会となりました。
ボランティアチームTASKI 学生スタッフ 健康栄養学科3年 逸見彩絵