11月9日（土）仙台市市民活動サポートセンターを会場に、2024年度学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座が開講されました。
「学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座」は、在仙の大学と仙台市との連携により、社会人や一般市民の方向けに開講している公開講座です。
今回の講座は「プラグマティズムで考える、ICTと教育の関係」と題して、尚絅学院大学教育部門 梶川 萌先生を講師に実施されました。

教育現場におけるICT（情報通信技術）とはどのようなものでしょうか。
学校では、パソコンやタブレットなどのデジタル機器、およびインターネットを介した学習支援ソフトなどを活用して行われています。日本でもICTの教育的利活用が推奨されていて、さまざまなレベルで普及している現状・普及に伴う課題・今後の取り組みについてプラグマティズムの考えにもとづき解説していただきました。

プラグマティズムでは経験や実践を重視し、知識というのは経験から生まれると考えられています。ICTの技術は新しい状況を生み出して、新しい行動習慣（経験・実践）を作り出しているようです。
講座の中で、「新しい習慣が形成されることは、学習者（子供）にとって多様で深い経験となり知識を深める」というお話は大変興味深い内容でした。また、今後『「習慣がいかに形成・維持（強化）、修正されるか」という視点の重要性』については、注視していきたいたいと思います。