内田・一條ゼミでは2021年度から継続的にNPO法人まなびのたねネットワークの伊勢みゆき先生をお招きして、キャリア教育を実施していただいています。

今年度は11月12日に実施し、 3年生8名、4年生2名、大学院生6名（計16名）が参加しました。とくに、修士2年の学生は継続的に参加することで、この4年間の変化をみることができました。

大学での4年間（大学院もいれると6年間）は学生にとって本当に貴重な時間であり、ゼミ教員としてその期間を一緒に過ごさせてもらっていることの楽しさと責任を感じています。我々は結果（就活の成否）にはコミットできる部分が少ないですが、過程（大人になるための経験）には全力でコミットしたいと思っています。

以下、参加学生の感想を紹介します。

「コミュニケーションカードを使ったワークが印象に残りました。自分に当てはまるカードを選んで客観的にみることで、自分の新たな発見にも繋がりましたし今後に活かせると感じました。」

「カードの経年変化に対して、伊勢さんから「それは成長したということ」と言っていただき、新たな視点があり嬉しかったです。毎年参加させていただいたからこそ違いが見えてきて、本当にありがたかったと思いました。また、私自身10年後を思い浮かべることはなかなかキツイなぁと思って避けてきたことだったんですが、「私の未来デザイン」に取り組む中で、お隣の方から様々引き出していただいてたのしく、そして発見多く行えました。その他「就職・就社」や「will・can・mast」のお話などもとても新鮮で、とても重要な視点をいただいたと思いました。」

「将来のこと就職のことで色々悩む時期の中で、自分と向き合う時間でした。将来自分が何をしたいのか、現状何が出来ていて、何が足りないのかを言語化することで、自分の気持ちを整理できました。少しずつ自分の中の感覚を言葉にしていく過程そのものに意味があるのかなと感じるのと同時に、心の中のモヤが晴れたような気がします。また、院生の先輩の方とお話して、友達とはまた違った意見や、考えに触れられました。もっと頑張らないとな、と良い刺激になりました。」

文責：内田