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【実施報告】2022年度 尚絅学院大学市民大学講座(第2回)が開催されました

2022/09/06

「尚絅学院大学市民大学講座」は本学の地域貢献事業の一つとして行っている、市民の皆さまに向けた教養講座です。
毎年、テーマ・内容を変更して実施し、今年度は5つのテーマで開講いたします。

8月31日(水) 地域連携交流プラザ(イオンモール名取あおばコート3階)を会場に、尚絅学院大学市民大学講座の2回目が開催されました。
今野 暁子先生(総合人間科学系 健康栄養部門 教授)を講師として、「どんなお弁当が好きですか?―「弁当」から食育を考える―」をテーマに行われました。

講座では、冒頭、講師から参加者へ、次のような質問がありました。
「普段のお弁当から花見や駅弁などのイベントシーンでのお弁当など、どんなお弁当が好きで、どんな思い出がありますか?」
大学の授業で行ったアンケートで、学生のお弁当にまつわるエピソードの紹介から講座は始まりました。

講座の前半では、ある小学校の「弁当の日」の取り組みの紹介がありました。
お弁当の献立、買い出し、調理などの一連の作業を子どもだけにさせる、この取り組みは全国に広がっていて、健康栄養学類の中でも、参加経験のある学生がいたとのことでした。


続いて、お弁当を食べることで、栄養バランスのよい食べ方となる「3・1・2弁当箱法」が紹介されました。
「3・1・2弁当箱法」とは、詳しい計算や量りがなくてもおおよその目安が一目でわかり、バランスのよい食事の「ものさし」となる食事づくり法です。


また、日本は食材の輸入率が高く、手軽なコンビニのお弁当を例にフードマイレージなどにも触れ、食を取り巻く環境問題にも目をむけた話もありました。


講座の最後も講師から、次のような質問が投げかけられました。
「あなたにとって、お弁当とは?それを一言で言い表すとどうなりますか?」
ほとんどの人が人生で一度は食べたことのある「お弁当」という身近な題材を通して、いろいろな視点に気づき、多くのことを考えるきっかけを与えてくれる講座でした。

------次回の予定--------
10/17(月)10:30~12:00
テーマ:「英語多読:何故するの?どうすればいいの?」
講 師:パトリック・カナウェイ(総合人間科学系 人文部門 准教授)

11/12(土)10:30~12:00
テーマ:「「スペイン風邪」における日本の子どもと学校教育~100年前のパンデミックが教えてくれること~」
講 師:能田 昴(総合人間科学系 教育部門 講師)

11/25(金)16:30~18:00
テーマ:「憲法と政党」
講 師:寒河江 和樹(総合人間科学系 社会部門 講師)

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