10月4日（月）・10月18日（月）・11月1日（月）の3回にわたって、イオンモール名取にある尚絅学院大学地域連携交流プラザを会場に、令和3年度みやぎ県民大学講座が開催されました。
 

みやぎ県民大学講座とは、県民の皆様に多様な学びの機会を提供するため、宮城県の委託事業として県内の教育機関が所有する知的財産を地域社会に開放している学校等開放講座です。

文学講座「人・こころ・文学」連続講座は、総合人間科学系教育部門特任教授の田村嘉勝先生を講師として講座が行われました。

本講座は、高校の「現代国語（現代文）」で勉強した小説を再読し、当時理解困難だった文脈を改めて読解し、文学に支えられた時代を想起する機会とする事をねらいとしています。

今年度は、川端康成「伊豆の踊子」、横光利一「夜の靴」、芥川龍之介「蜜柑」を題材に講座が行われました。

小説の中に出てくる人物、天気、その時代に流行った病などを、先行研究で論じられてきていることや様々な資料を通して確認し、多様な視点から小説を読んでいきます。

受講生からも小説に対する様々な想いや見解等が出され、とても白熱した3回シリーズ講座となりました。