9月21日、村田町をフィールドとして、まち歩きイベントを開催しました。村田町は「蔵の町並み」として広く知られており、宮城県では唯一、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。これまでに馬場ゼミでは、村田町の空き蔵の活用をテーマにした演習を行ってきましたが、今回は学生が中心となり、小学生を対象として地域の歴史を楽しみながら学ぶまち歩きをウォークラリー形式で行うことにしました。

まず、イベントの準備として、学生たちが蔵の町の店舗の人々にインタビューを行い、地域の人々も知らない町の秘密などを集め、「うわさ」として20個に整理しました。 少し紹介すると「ハートに見える大きな石が隠れているらしい？」「〇〇〇が壁にひそんでいるらしい？」などの「うわさ」を探すことが、子ども達のミッションとなります。

イベント当日はあいにくの雨模様でしたが、子ども達はグループで協力しながらたくさんの「うわさ」を集めてくれました。見つけた「うわさ」はインスタントカメラのチェキで撮影し、プリントしてまち歩き終了後に「うわさMAP」に整理しました。レトロな雰囲気を楽しめるチェキの写真は子ども達に大好評で、昔の町の魅力を一層感じることができたようです。また、学生たちにとっては、企画から運営、テーブルマネージャーなどの役割を担う中で、多くの学びや気づきを得る貴重な機会となりました。

10月13日（日）には、第2弾として、800年以上の歴史がある「布袋まつり」の応援イベント「蔵で遊ぼう♪ くらりんちょうちんクラフトにチャレンジ！」を開催します。興味のある方は、下記「関連データ」からチラシ（PDF）をダウンロードしてご覧下さい。

たくさんの方のご来場者をゼミ生一同、心よりお待ちしています！

本イベントの実施に際し、蔵の町並みの店舗の皆様、（株）まちづくり村田、村田町教育委員会、NPO法人むらた蔵わらし、の皆様には多大なるご協力をいただきました。心より感謝申しあげます。