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令和3年度みやぎ県民大学講座(SDGs国際理解~世界を読む~連続講座)第1回が開催されました

2021/10/18

10月14日(木)イオンモール名取にある尚絅学院大学地域連携交流プラザを会場に、令和3年度みやぎ県民大学講座が開催されました。
 

みやぎ県民大学講座とは、県民の皆様に多様な学びの機会を提供するため、宮城県の委託事業として県内の教育機関が所有する知的財産を地域社会に開放している学校等開放講座です。
本学では、東北を「持続可能な社会」として次世代に引き継いでいくために全学をあげてSDGsを推進していることから、2021年度は「SDGs(国際利用)世界を読む」をテーマとして4回連続の講座を開講しています。


第1回目となる今回の講座は「戦争のない世界は実現可能か?」と題して、総合人間科学系社会部門教授の永澤雄治先生を講師として講座が行われました。


9.11同時多発テロ、米軍によるアフガニスタン戦争とイラク戦争、北朝鮮のミサイル実験、核実験など・・・
これらの事象に注目すると、21世紀は紛争や混乱の時代に見えます。
しかし、歴史を100年単位で考えると世界は統合の方向へ進んでおり、その例としてベルリンの壁が存在した時代と崩壊後の様子、
日本の戦国時代と現在の変化等が挙げられました。

今回のテーマである”戦争のない世界は実現可能か?”について、「世界政府」の樹立という考え方について説明がありました。
国際社会では、EU、OPEC、RCEP等の地域統合がされています。
これらが将来的には各大陸で地域統合が進展し、現在の地域統合の形から「世界政府」へ変化する事で、
最終的には世界政府が世界の統治権を掌握して、原理的には戦争は起きない世界になるかもしれない。

100年後の世界について、また、世界の平和の実現について、考える時間となりました。


<受講生の感想(一部抜粋)>
・100年後の世界が希望あるものと聞いて安心しました。

・世界政府!すばらしい考え方、発想にびっくりすると共に感激しました。100年後、20 0年後に本当に、各大陸で地域統合が進展し、世界政府が設立されれば、どんなにすばらしい地 球となるのだろうとワクワクしてきました。100年後、200年前の日本のみならず世界 の歴史を学んでみると今から一世紀後にはとてつもない変化が起こっている事でしょう。出来る ことならその未来の姿を、この目でみてみたいものです。先生の発想のすばらしさをもとに私た ちが今、出きることの小さなつみ重ねを大切に生きたいものだと思いました。今日は本当にあり がとうございました!。

・先生のお話楽しかったです。世界政府が一日も早く実現する事を心から願っております。

 

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