協定連携プロジェクト「地域経済活性化・ デジタル人材育成プログラム」(全3回)のご案内
2023/08/29
尚絅学院大学地域連携センター・協定連携プロジェクト「地域経済活性化・ デジタル人材育成プログラム」が開催されます。
本プログラムは、株式会社エヌエスシーとの協定に基づき、プログラム内容等を協議し実施するプログラムです。デジタル技術を活用し多様な主体と共に誰もが豊かに暮らせる社会の実現として、地域活性化を担うデジタル人材を育成することを目的に、行政や中小企業等にお勤めの社会人の方を対象としています。社会人の皆さんが受講しやすいよう平日夜に開催する全3回連続のプログラムとなっています。
皆さんのご参加をお待ちしております。
開催概要
【プログラム名】尚絅学院大学地域連携センター・協定連携プロジェクト 地域経済活性化・ デジタル人材育成プログラム
【開催回数】全3回
【定 員】20名(申込先着順)
【対 象】年齢・性別不問
【受 講 料】無料
【準 備 物】ノートPC又はタブレット(第3回のみ)
【会 場】尚絅学院大学地域連携交流プラザ(名取市杜せきのした5-3-1 イオンモール名取あおばコート3階)
【獲得を目指すスキルや能力】
・地域経済の理解に必要な経済学の基礎的用語を理解する。
・マーケティングの基礎的内容を理解するとともに事業の構想に触れる。
・オープンデータの利用スキルを身に付け、地域経済を俯瞰的に理解する。
【修 了 証】全プログラム修了者には修了証を発行。
【申込方法】下のリンク先の申込フォームにて、必要事項を9月22日(金)17時までに入力してお申し込みください。なお、申込先着順のため、定員を達し次第受付は終了します。
プログラム内容
【講 師】
株式会社エヌエスシー 常務取締役 髙谷 将宏 氏 (本学客員准教授)
【略 歴】
博士(教育情報学)。事業構想大学院大学特任教授、東北大学大学院情報科学研究科非常勤講師。(一社)仙台eスポーツ協会共同代表理事。高等学校教諭、日本私学教育研究所委託研究員を経て、仙台拠点のSIer株式会社エヌエスシーにて常務取締役。大学や専修学校の外部評価委員、教育課程編成委員などを務める。デジタル人材育成学会役員。数理・情報系を専門としない人材へのリテラシーレベルでのアプローチを得意とする。東北大学大学院修了。仙台市出身。
<所属学会>デジタル人材育成学会、日本情報教育学会、AI時代の教育学会、現代経営研究学会
<専門>データサイエンス、質的研究、AIリテラシー、授業評価、数学教育
【プログラム内容】
<第1回>
日 時:9月29日(金)19:00~20:30
テーマ:地域の経済を把握する~STPの前に~
内 容:「名取市第六次長期総合計画」を題材に地域経済を読み取るために必要な基本的な内容を理解します。例えば、「市内純生産」という言葉が使われていますが、これは国に置き換えると国内純生産(NDP)にあたります。また、「Society5.0」とはどんな内容でしょうか?こうした内容を基に地域経済の理解を進めていきます。経済学、経営学の予備知識は不要です。
<第2回>
日 時:10月13日(金)19:00~20:30
テーマ:地域で事業を構想するには~事業構想とSTP~
内 容:名取市の長期総合計画と身の回りを基に、事業を起こすとしたらどんなことを考えますか?ここでは、みなさんに「社長」になっていただき、事業を構想していきます。また、構想した事業の顧客はどう設定するかについて、STP(セグメンテーション:市場細分化、ターゲティング:狙う市場の決定、ポジショニング:自社の立ち位置の明確化)の手法を紹介します。なお、事業構想、経営学の知識は不要です。
<第3回>
日 時:11月10日(金)19:00~20:30
テーマ:地域経済とデータサイエンス~RESASの基本~
内 容:第1回で題材とした「名取市第六次長期総合計画」。現状を踏まえ計画を立てるには過去の振り返りと未来への展望が必要です。シンプルに表現すると「比較」です。比較するためにはデータが必要です。このデータを可視化できる仕組みが、RESAS(地域経済分析システム)です。このシステムが使えるようになると、名取市だけではなく他の都市に置き換えて考えることができます。なお、プログラミングや統計学の予備知識は不要です。
*Wi-Fi接続が可能なノートPC又はタブレットをご持参ください。スマホでも対応できますが、画面が小さいため不便を感じます。