第2回 高校生のためのエコツアー報告(環境構想学科)
2015/08/31
1日目 みちさき 大規模な水耕野菜ハウスの見学
河北新報社「今できることプロジェクト」との連携企画、第2回 高校生のためのエコツアー「今年の夏 見て、知って、体験して 東北の環境を考えよう」プログラムを2015年8月10日(月)〜11日(火)に実施しました。
10名の高校生が参加してくださいました。どうもありがとうございました。
エコツアー見学内容
1泊2日、震災復興、防災、森林保全、農業環境、省資源、自然エネルギーなど幅広いテーマについて考えられる充実したツアーでした。
【1日目:8月10日(月)】
仙台駅 9時15分集合 高校生10名と尚絅学院大学生スタッフ6名が合流
①キリンビール仙台工場
震災時の被害状況と震災復興の過程、キリングループの地域復興支援活動の取組み、より安全な工場を目指した防災体制の強化、環境への取組み例として容器包装の3Rの取組み、施設見学
②南蒲生の復興まちづくりと居久根(いぐね)の再生
まち歩きをしながら震災前後の写真による解説、南蒲生集会所にて講話「百年の杜づくりプロジェクトについて」(仙台市建設局 緑化推進係 小窪氏、緑地保全係 加藤氏)、「みんなの居久根プロジェクトについて」(都市デザインワークス 榊原氏)、植樹体験(花と緑の311プロジェクト 鎌田氏)
③みちさき 大規模水耕ハウス
農業の6次産業化に取組む企業の施設見学。津波被災地、蒲生地区に作られた大規模な野菜の養液栽培施設(水耕野菜工場)にて、サラダほうれんそう・水菜・サンチュの生育を見学
④仙台市津波避難タワー
中野5丁目に設置された避難タワーと避難所内の設備の見学、仙台市防災計画課避難施設整備室 山本氏による解説
宿泊先:奥州秋保温泉 蘭亭
▶グループディスカッション(1回目)
大学生による進行で、高校生と大学生が共に話し合い。
1日目見学先で得たこと、課題や改善点をグループ毎に発表。
【2日目:8月11日(火)】
宿泊先の蘭亭を出発
⑤川崎町森林バイオマスの利用現場の見学
腹帯公民館にてNPO川崎町資源をいかす会の取組みについて菊地氏による説明、広葉樹萌芽更新事業の現場となる里山の見学、用水路に設置した水車発電(2013年完成)の見学
大学講義室にて
▶学科長 桂重樹 挨拶
▶グループディスカッション(2回目)
高校生が大学生スタッフと共に
エコツアー見学で学んだこと・考えた課題を振り返りまとめ、発表
▶作文優秀賞授賞式(学長 合田隆史)
▶学長 合田隆史 挨拶
仙台駅 17時解散
作文の最優秀賞
エコツアー応募作文より以下の作品が選ばれました。
尚絅学院大学にて合田学長より賞状が授与されました。
<優秀賞受賞>
山本 蒼央さん(塩釜高校3年)
「大切にしたい町」
★なお、本エコツアーの詳しい内容は、後日、冊子にまとめますので、そちらをご覧下さい。
★2014昨年度の冊子のご要望は入試広報課まで 022(381)3311
1日目 キリンビール仙台工場の防災対策は地域にも貢献
1日目 南蒲生集会所で復興まちづくりの取組みを学習
1日目 仙台市津波避難タワー内の設備を見学
2日目 川崎町里山に入って広葉樹萌芽更新の現場を見た