令和3年度みやぎ県民大学講座(SDGs国際理解~世界を読む~連続講座)第4回が開催されました
2021/11/19
11月18日(木)地域連携交流プラザ(イオンモール名取内)を会場に、令和3年度みやぎ県民大学講座が開催されました。
みやぎ県民大学講座とは、県民の皆様に多様な学びの機会を提供するため、宮城県の委託事業として県内の教育機関が所有する知的財産を地域社会に開放している学校等開放講座です。 本学では、東北を「持続可能な社会」として次世代に引き継いでいくために全学をあげてSDGsを推進していることから、2021年度は「SDGs(国際利用)世界を読む」をテーマとして4回連続の講座を開講しています。 |
第4回目となる今回の講座は「身のまわりの放射能」と題して、総合人間科学系 理工・自然部門教授の齊藤 敬先生を講師として講座が行われました。
放射線や放射能と聞くと、どのようなイメージをもつでしょうか。
危険、汚い(汚染)、よくわからない・・・といったイメージを持つ方が多くおられるかもしれません。
この「よくわからない」ということが、放射能や放射線は怖いというイメージに繋がる場合があるとして、
「私たちの身のまわりに存在する放射線(能)」、「放射線の定義」、「放射線と放射能の違い」、
「放射能の定義」、「リスク」等について学んでいきました。
講座内では測定器を用いて空気中の放射能濃度や自然界で生成されている放射性核種を測り、
放射線(能)は、私たちの身のまわりに普段からに存在していることが分かりました。
また、どのくらい放射線を浴びても大丈夫なのか、人体への影響はどんなものがあるか等について説明がありました。
放射線(能)に限らず、「よくわからない」ということが私たちの恐怖心を生むことが多くあります。
その一方で「知ること」で安心につながることもあります。
無知からの恐怖を生まず、今回の講座で少しでも放射線(能)について学び、今後の生活に役立ててほしいと締めくくりました。
今回の講座で、今年度のみやぎ県民大学講座は全て終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。