長町地域での活動 Nスコーレ(長町秋のフェスティバル「Nスコーレ~子どもたち集まれ!」、「学びのWA」)
関連するSDGs
- 実施
- 人文社会学類/現代社会学科/表現文化学科
- 担当教員
- 渡邊 千恵子
- 科目名
- 地域実践プロジェクトⅠ、地域実践入門(ともに学科科目)
- 連携団体
- 長町・あすと長町活性化委員会、太白区中央市民センター 他
- 実施地域
- 仙台市太白区長町
- 実施時期
- 2018~継続
教育目標
地域社会に住んでいる人や仕事をしている人、学んでいる若者などが、その地域を住みやすい街にしていくために「何をして、どう関わっているか」について目を向け、自分たちにできることを考え、地域と連携して行動していくことを目標とする。
実践概要
長町・あすと長町活性化委員会の若者連携企画部(Nスコーレ)として、地域の若者が学校の枠を超えて、ともに連携協力して活動することができる「Nスコーレ~子どもたち集まれ!」を企画した。これは長町秋のフェスティバルの企画の一部であり、「遊びながら学ぶ、学びながら遊ぶ」をコンセプトに、尚絅学院大学の児童文化部、服飾サークル、環境構想学科、地域実践コースの協力のもとに、体験型のイベントを実施。会場になった「ぐりりスポーツパーク噴水前広場」には、1000人近くの地域の方(子供たちだけでなく、様々な年齢層の方)が集まり、尚絅の森の恵みを使った工作や宮城トンボ様から提供された制服生地を活用したくるみボタン・ポケットティッシュケースづくりを楽しんだ。また、児童文化部による人形劇や地域実践コースのウッドブロック遊びには、たくさんの子供たちが参加した。このすべての出展ブースに、長町中学校、仙台南高校、尚絅学院大学の生徒・学生が参加し協働でこのイベントを実施した。
2019年度のNスコーレは、長町秋のフェスティバルにおける「Nスコーレ~子どもたち集まれ!」の企画運営に加え、中高大生・高専生が学びをクリエイトする「学びの WA」を展開した。「学びの WA」では、仙台高等専門学校、東北大学、尚絅学院大学の学生が協働で、12月5日、12月15日の2日間にわたり、太白区中央市民センターにて、中高生および大学生を対象とした学習会イベント「MANABIPPO 学び×一歩」を開催した。
学習効果
企画立案や運営することの難しさを学ぶとともに、運営に関わる様々なステークホルダーとのコミュニケーションの大切さを学ぶことができた。また、人とふれあうことの楽しさに気づくことができた。この活動を通して、中学生・高校生、大学生がともに学びあう機会を創出できたことは大変意義深かった。
今後の展開
2020年度と2021年度は、新型コロナウイルスの影響でNスコーレの活動は停滞しているが、今後は長町地域のそれぞれの主体の活動を知ってもらうための活動や地域の若者をエンパワーメントしていく活動を行っていきたい。2021年度よりNスコーレは尚絅学院大学のサークルとして登録し、活動を行っていくので、関心のある学生は学類を問わず集まれ!!