教員紹介
寒河江 和樹 (さがえ かずき)
- 所属
- 社会部門
- 職位
- 講師
- 学位
- 修士(法学)
- 担当科目
- 憲法、行政法Ⅰ・Ⅱ、法学概論(日本国憲法)、基盤演習、専門演習、総合実践演習Ⅰ・Ⅱ、卒業研究Ⅰ・Ⅱ、現代社会論、現代社会演習
授業担当分野の概要(卒業研究を含む)
1)憲法
2)行政法
研究分野と所属学会
【研究分野】憲法,行政法
【所属学会】憲法理論研究会
研究のキーワード
デモクラシー、国家、専門性、ガバナンス、国家秘密、情報公開
現在の研究テーマ
1)専門性と現代国家
2)政府による情報秘匿と情報公開
研究成果の概要
これまでの研究では、裁判所は情報公開と国家秘密の対立をいかに調整しうるかという点を、主に日本とアメリカの学説・判例群を題材として分析してきました。こうした研究の成果として、裁判所は情報を秘匿しようとする政府側の主張を実体的な審査をほぼ行うことなく認容してしまう、という実務上の問題点を浮き彫りにし、これへの対策として、ヴォーン・インデックスの活用を提言しました。
主な業績(研究実績・作品発表)
1)「国家秘密と司法審査−−ボトルネックとしての行政の専門性−−」中央大学大学院研究年報第45号法学研究科編81頁(2016年)
2)「政府による情報秘匿と情報公開訴訟」法学新報第123巻第3・4号131頁(2016年)
3)「地方自治と情報公開−−米軍・自衛隊基地二事件を契機として−−」中央大学大学院研究年報第48号法学研究科編25頁(2019年)