尚絅学院大学

教員紹介

佐々木 健太郎 (ささき けんたろう)

佐々木 健太郎

所属
教育部門 
職位
准教授 
学位
修士(教育学) 
担当科目
【学類】知的障害教育論Ⅰ,知的障害教育論Ⅱ,LD等総論 

授業担当分野の概要(卒業研究を含む)

1)知的障害特別支援学校における教育の実際
2)通常学級に在籍する特別なニーズをもつ児童生徒への教育的支援

研究分野と所属学会

【研究分野】特別支援教育
【所属学会】特殊教育学会,発達障害学会

研究のキーワード

知的障害児における友人関係の特徴

現在の研究テーマ

知的障害特別支援学校卒業後の仲間関係の維持と就労継続との関連性の検討

研究成果の概要

知的障害特別支援学校高等部在籍生徒及び卒業生を対象とした校外余暇支援活動の実践を通して、学校での関係を校外に持ち出すことで仲間関係の構築が促進され、卒業後もその関係を維持することで、就労生活を間接的に支援しうることが示唆された。

主な業績(研究実績・作品発表)

1) 佐々木 健太郎・佐藤 奈朋子・島津 真樹・能田 昴・小池 敏英 (2021
特別支援学校教員養成における実践的指導力と協働性の向上に向けた地域の特別支援学校と連携したPBLの取組 : 大学生の学びと学校現場への効果の検証. 尚絅学院大学紀要, 81, 31-44.

2)佐々木 健太郎・野崎 義和・能田 昴・小池 敏英・虎尾 裕 (2020)
大学生における「教員としての資質能力向上」の取組に認められるアクティブ・ラーニングの要素に関する検討 : 知的障害児を対象としたイベントの企画・運営を通して. 尚絅学院大学紀要. 79. 1-17

3)鈴木徹・佐々木健太郎・平野幹雄 (2017)
 あるLD児の書字に対する苦手意識の払拭に向けた取り組み,
 LD研究,26巻2号,233—239
4)佐々木健太郎・野口和人・村上由則 (2016)
 知的障害児の就労後も活用しうる人間関係の構築・拡大を基盤とした移行支援の実践的研究
 —仲間関係の拡大が顕著に見られたある事例の長期的な分析から—
 平成28年度宮城教育大学特別支援教育総合研究センター紀要,11.47-57
5)佐々木健太郎・田中康子・野口和人・鈴木徹 (2015),
  知的障害特別支援学校高等部における就業体験を通して自己の課題を的確に捉えられるようにする
  ための支援の取組—外部資源を活用した就業体験の事前・事後指導を通して—
  広島大学特別支援教育実践センター紀要、第13号、pp.77−86
6)佐々木健太郎・海野善和・島津真樹・鈴木徹・野口和人.(2013).
  特別支援学校高等部木工班における生徒の主体性を高める作業学習の授業作りの取組-生徒の内発的動機付けを促す状況作りを通して-,平成25年度宮城教育大学特別支援教育総合研究センター紀要,8, 89-99
7)佐々木健太郎・鈴木徹・平野幹雄・野口和人 (2012)
  特別支援学校における大学と連携した校外余暇支援活動の取り組みとその意義―参加者,保護者,学生ボランティアの視点から―,
  平成24年度宮城教育大学特別支援教育総合研究センター紀要,7,77-90
8)佐々木健太郎・菅原淳・鈴木徹・野口和人・平野幹雄,(2011),
  “コミュニケーション支援ノート”の作成と活用を通したある自閉症児の発話を促す取り組み
  ―保護者との協働と情報共有を意識して―,東北文化学園大学医療福祉学部紀要,77-92

主な学内活動

こども発達支援センター員(2022〜)
学生支援室支援員(2022〜)
高大接続推進部委員(2023~)
教職課程センター副センター長(2023~)

その他

【出身地】宮城県
【趣味】食べ歩き、卓球