尚絅学院大学

教員紹介

稲澤 努 (いなざわ つとむ)

稲澤 努

所属
人文部門 
職位
准教授 
学位
博士(学術) 
担当科目
【学類】文化人類学、世界遺産論、民族学、多文化社会演習A・B、メディア表現基礎演習など 

研究分野と所属学会

【研究分野】
文化人類学、中国研究

【所属学会】
日本文化人類学会、日本華僑華人学会、日本華南学会

主な業績(研究実績・作品発表)

【論文、著書】
1)『地区』」の祭りの変遷―山元町八重垣神社お天王さま祭りの調査から」『無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』高倉浩樹、滝澤克彦(編)、177-187頁、新泉社、2014年。
2)「東方地中海における水上居民――広東東部の水上居民モンゴル族祖先伝承を中心に」野村伸一編『東アジア海域文化の生成と展開――「東方地中海」としての理解』669-697頁、風響社、2015年。
3)「汕尾客家与『漁民』的文化景観創造」夏遠鳴・河合洋尚 (編)『全球化背景下客家景観的創造――環南中国海的個案』139-154頁、暨南大学出版社、2015年。
4)「『僑郷』における移動の変化と変わらぬ「豊かな香港」イメージ」――広東省汕尾の事理から」川口幸大・稲澤 努(編)『僑郷――華僑のふるさとをめぐる表象と実像』45-84頁、行路社、2016年。
5)「現代中国の『漁民』と宗族――広東省東部汕尾の事例から」瀬川昌久・川口幸大(編)『〈宗族〉と中国社会──その変貌と人類学的研究の現在』197-231頁、風響社、2016年。
6)『消え去る差異、生み出される差異――中国水上居民のエスニシティ』1-295頁東北大学出版会、2016年。
7)「『食べる』茶の生むつながりとへだたり――広東省汕尾の鹹茶の事例から」櫻田涼子・稲澤 努・三浦哲也(編)『食をめぐる人類学――飲食実践が紡ぐ社会関係』172-193頁、昭和堂、2017年。
8 )「イメージを食べる旅―—『本物』の表彰と消費」高山陽子(編)『多文化時代の観光学――フィールドワークからのアプローチ』87-100頁、ミネルヴァ書房、2017年。
稲澤 努
9)「祭りの『復興』過程―—宮城県山元町の八重垣神社の事例から」高倉浩樹・山口睦(編)『震災後の地域文化と被災者の民俗誌―—フィールド災害人文学の構築』88-100、東京:新泉社、2018年。


【書評】
辺清音著『端芬祖先崇拝――広東僑郷宗教民族誌研究』『華僑華人研究』(12)66-69.2015年。

主な地域・社会貢献活動

名取市史編さん専門部会 民俗地域誌部会委員(2022〜)
岩沼市史編さん専門部会 震災部会委員(2019−2022)
名取市文化振興懇話会委員(2016~)
日本文化人類学会課題懇談会東アジア公共人類学懇談会庶務(2012~2015)
宮城県委託研究「東日本大震災に伴う被災した民俗文化財調査」山元町担当(2012)

主な学内活動

宗教部委員 2017-2020
学生生活部委員 2021-2022
交流推進部委員 2023
高大接続部委員 2024

その他

【趣味】
散歩、食べること、旅行(移動?)