尚絅学院大学

教員紹介

東 義也 (ひがし よしや)

東 義也

所属
教育部門 
職位
教授 
学位
教育学修士 
担当科目
【学科】キリスト教と保育、世界の子ども 【学類】保育原理、教育方法論(幼)、幼児教育論  

授業担当分野の概要(卒業研究を含む)

1) 保育の歴史、思想などについての理論的・原理的な内容の講義
2)キリスト教保育について理論と実践の両面から考える
3)保育における遊びの重要性とその環境について共に考える。特に、玩具、絵本、人形など
4)保育・教育のカリキュラムやその中でも重要な保育者の存在論についての講義

研究分野と所属学会

【研究分野】保育学
【所属学会】日本保育学会、日本キリスト教教育学会、日本パペットセラピー学会、日本人形玩具学会、日本保育文化学会、日本保育者養成教育学会

研究のキーワード

子ども、遊び、保育、理解、環境

接続可能な開発目標(SDGs)

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 16.平和と公正をすべての人に

現在の研究テーマ

1)子どもの遊び
2)キリスト教保育

研究成果の概要

1) 子どもは自らする遊びによって学び成長する。その遊びにどんな意味があるのか、どのように働きかけ支えたらいいのかを考えてきた。倉橋惣三や津守眞の理論や実践から多くのことを学ぶことができる。
2)子どもの自らする遊びを充実させる保育環境について、特に玩具や人形などに注目して考えてきた。震災後の子どもたちのレジリエンス(回復力)のために、パペットが大きな役割を担っていることが分かった。
3)日本のキリスト教保育の歴史は、そのまま日本の幼稚園教育の歴史と共に歩んできた。聖書に示された子ども観や保育観が、今の私たちの保育に生かされており、そして、保育の根本は愛であることを深く理解することが必要である。

主な業績(研究実績・作品発表)

1) 【共著】『子どもの姿から始める領域・環境』みらい、pp.157-166、2020
2) 【共著】 『保育内容総論〜生活・遊び・活動を通して育ちあう保育を創る〜』同文書院、pp.83-96、2019
3) 【共著】 『パペットセラピー入門 パペットセラピーの理論と実践』パペットセラピー学会、2017
4) 【共著】 『キリスト教保育125年』-「日本キリスト教保育百年史」からの動向-』キリスト教保育連盟、pp.88-103、2014
5) 【共著】 『新キリスト教保育指針』キリスト教保育連盟、pp.38-41、2010
6) 【共著】 『新子どもと行事』キリスト教保育連盟、2010
7) 「聖書における家庭教育と子どもの遊びについて―聖書解釈の試み―」明治学院大学キリスト教研究所紀要第41号、pp.83-114、2008
8) 「キリスト教保育の現場からの要望と養成校の課題」明治学院大学キリスト教研究所紀要第40号、pp.291~312、2007
9) 「保育者は教えられて希望を抱く」日本保育学会保育学研究第44巻第2号、pp.214-216、2006
10)「美しさへの変容ー『はらぺこあおむし』を巡って」日本キリスト教教育学会キリスト教教育論集第18号、pp.147-151、2009

主な地域・社会貢献活動

キリスト教保育連盟理事(2009~現在)
日本パペットセラピー学会理事(2015~現在)  
名取市子ども・子育て会議会長(2016~2022)           
社会福祉法人愛耕会評議員(2017~現在)
日本キリスト教教育学会理事(2018~現在)
社会福祉法人仙台愛隣会監事(2019~現在)  

主な学内活動

女子バスケットボール部顧問(1995~2022)  
尚絅学院大学YMCA顧問(2017〜2022)
ダンスサークル顧問(2017〜2022)

その他

【出身地】熊本県人吉市
【趣味】アコースティックギター、腹話術(パペットセラピスト)、けん玉(けん玉道一級)
【信条】クリスチャンです。(仙台福音キリスト教会会員、明学ヘボ研&KGK出身)
東日本大震災以降、世界の混乱と不安の中で人と人のつながり・絆の大切さを実感し、FB、Twitter、インスタなど始めました。探してみてください。