教員紹介
岡田 航 (おかだ わたる)
- 所属
- 社会部門
- 職位
- 准教授
- 学位
- 博士(環境学)
- 担当科目
- 【学類】都市社会論、地域防災システム論、共生環境論、共生環境演習、等
授業担当分野の概要(卒業研究を含む)
1)都市(大都市および地方都市)の成り立ちと現状に関しての把握
2)地域に生きる当事者(住民およびコミュニティ)の視点から現在の社会の姿を知る
3)災害と向き合ってきたのか地域社会の人びとの姿から防災のあり方を再考する
4)農山村における人と自然のかかわりの歴史と現在
研究分野と所属学会
【研究分野】環境社会学、地域社会学、環境史
【所属学会】 日本社会学会、環境社会学会、地域社会学会、日本村落研究学会、林業経済学会、現代民俗学会
研究のキーワード
1)地域社会
2)ニュータウン
3)山村
4)里山
5)人と自然のかかわり
6)社会変動
接続可能な開発目標(SDGs)
現在の研究テーマ
1)著しい社会変動が生じた土地にみられる当事者たちの営為から、これからの人と自然のかかわりのあり方の析出を目指す。
研究成果の概要
1)大規模ニュータウン開発が行われた土地において、住民たちと自然とのかかわりがどのように変化、再編されてきたのか。〈根ざしなおし〉という枠組みをもとに分析した。
2)無住化集落となった山村において、集落への働きかけを続ける離村者たちの姿から、集落の無住化とは何か、当事者の立場から分析している。
主な業績(研究実績・作品発表)
<論文>
岡田航,2022,「都市農地保全をめぐる地元農業者の論理―東京都多摩ニュータウン「農業公園構想」を事例として」『ソシオロゴス』46.
岡田航,2019,『郊外里山における在地社会の生活実践としての〈根ざしなおし〉』博士論文(東京大学).
岡田航,2019,「林業経済学にとって〈森林文化〉とは何なのか」『林業経済研究』 65(2) .
岡田航,2019,「郊外社会における民俗行事のあり方の多様化と近隣組織 : 八王子市堀之内における道祖神祭の変容を事例として」『現代民俗学研究』11.
岡田航,2017,「学制施行期における学校林の展開と林野利用の再編:武蔵国多摩郡堀之内村誨育学校を例として」『林業経済研究』63(3) .
岡田航,2017,「庄内農業の特性をどのように考えればいいのか」『 村落社会研究ジャーナル』24(1) .
岡田航,2017,「村落における入会林野の多義的な利用が持つ意味:武蔵国多摩郡堀之内村の共有地を事例として」『村落社会研究ジャーナル』24(1).
岡田航,2017,「「里山」概念の誕生と変容過程の林業政策史」『林業経済研究』 63(1).
その他
受賞
林業経済学会学生研究奨励賞(2018年)
林業経済研究所小瀧奨励賞(2020年)
主な地域・社会貢献活動
主な学内活動
交流推進委員(2023~)
SDGsアクション委員会(2023~)
その他
【趣味】散歩、料理、温泉めぐり