教員紹介
梶川 萌 （かじかわ もえ）
- 所属
- 教育部門
- 職位
- 専任講師
- 学位
- 修士（教育学）
- 担当科目
- 【学類】道徳教育の理論と方法、教育人間学、生徒・進路指導の理論と方法
授業担当分野の概要（卒業研究を含む）
1) 道徳教育論
2) 教育人間学
研究分野と所属学会
【研究分野】アメリカ教育思想史、教育哲学
【所属学会】日本教育学会、教育哲学会、教育思想史学会、日本デューイ学会
研究のキーワード
1) 教育思想
2) 教育哲学
3) 19〜20世紀アメリカ
4) 科学・技術による教育への影響
接続可能な開発目標（SDGs）
現在の研究テーマ
1) 20世紀前半の科学・技術の発展による個性概念の変容
2) 確率統計とリスクをめぐる教育思想史
研究成果の概要
個人を有用性や集団への適応に切り詰めずにいかに語ることができるのかという教育的主題が、教育思想家の宗教論や科学論、あるいは政治思想家の批評的テクストなどに見られることを指摘し、この問いが各論者の（教育）思想へと影響を与えていることを明らかにした。
主な業績（研究実績・作品発表）
1) 【論文】 「人々の生の縮減に抗する問い：G.アガンベンからI.イリイチへ」『教育学研究科紀要』東京大学大学院教育学研究科、第61巻、2022年、pp.303-313。
2) 【論文】「測定の時代における「個性」概念の再考―ジョン・デューイの1920年代から1930年代の思想変遷を手がかりに―」『教育学研究』日本教育学会、第90巻1号、2023年、頁数未定。
3) 【訳書】ジョン・デューイ『デューイ著作集6 教育1 学校と社会、ほか』上野正道（訳者代表）、藤井千春（解題）、東京大学出版会、2019年。（共訳：「第9章 教育における理論と実践の関係」担当）
4) 【訳書】ガート・ビースタ『教育の美しい危うさ』田中智志・小玉重夫監訳、東京大学出版会、2021年。（共訳、「第2章 コミュニケーション」担当）
5) 【訳書】ガート・ビースタ『学習を超えて 人間的未来へのデモクラティックな教育』田中智志・小玉重夫監訳、東京大学出版会、2021年。（共訳：「エピローグ 中断の教育学」担当）
主な学内活動
入試部委員（2023〜）
その他
【出身地】京都府
【好きな食べ物】パンとお餅