チャレンジポートフォリオ「実践講座 当事者とつながる学びとスキル〜3月11日に向けて記事を書こう」報告
2022/03/04
「当事者とつながる学びとスキル」の授業。語り部を招いて
東日本大震災の直後から10年以上、尚絅学院大学の学生、職員が「TASKI」の活動などを通じて支援、交流を続けてきた地元名取市の閖上地区。古い漁港の町と多くの命が失われ被災地の今を伝える記事づくりに、1、2年生たちが挑戦しました。2021年度(後期)にチャレンジポートフォリオとしてスタートした「実践講座 当事者とつながる学びとスキル〜3月11日に向けて記事を書こう」(15回)です。
受講生たちは、現地訪問や教室でのインタビューを通して当事者の方々の思いや被災地の現状を取材し、「わが事」として向き合い、外に向けて伝える方法を学び、17本の記事に実らせました。震災から丸11年となる3月11日に向けて、ホームページで紹介します。「震災を知らない世代」といわれる若者たちが、新しい「伝え手」となる模索を重ねた成果を、ぜひお読みください。
また、仙台のウェブニュースサイト「TOHOKU360」も、受講生の作品から編集長が佳作を選定し、東北の被災地発のニュースとして発信します。
客員教授・ローカルジャーナリスト 寺島英弥
下記URLより「TOHOKU360」へ繋がります。
下記PDFにて学生の記事をご覧下さい。
「手で触れて温もりを」慰霊碑に触れる受講生
閖上の慰霊碑を、語り部の丹野さんと訪ねた受講生たち
被災後のかさ上げ工事で、真っ平らな風景になった閖上