第2回 尚絅学院大学総合人間科学会が開催されました。
2018/03/02
尚絅学院大学の学術の発展、教員相互の学術の交流を目的として,2月22日に第2回尚絅学院大学総合人間科学会が開催され多くの方々が参加しました。
シンポジウム:「テーマ:観光とまちづくり」
午前中のシンポジウムでは、観光・地方創生の実務家のお二方を講師に迎え、地方創生のための観光によるまちづくりの現状と課題、および観光産業の人材育成の重要性と交流人口の拡大、地域活性の仕掛けづくりについてお話しいただきました。地域資源を活用した新たな観光の可能性を創造するには、地域が連携し一体となることがキーワードであることを、本学の教職員、学生、および地域住民の方々と共に考える機会となりました。
○講演とパネルディスカッション
講演 志賀 秀一 (株)東北地域環境研究室 代表取締役
講演 山口 スティーブ (株)トラベル東北 代表取締役
モデレーター 稲澤 努(尚絅学院大学表現文化学科准教授)
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志賀 秀一 氏
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山口 スティーブ 氏
一般演題・共同研究発表
本学教員が8つのテーマについて発表しました。
1)「考え、議論する道徳に関する一考察」
天間 環(尚絅学院大学子ども学科)、鈴木 雅行(名取市立増田西小学校)
2)「東日本大震災における防災集団移転後のコミュニティ形成の課題 —宮城県名取市美田園北地区を事例として‐」
内田 龍史(尚絅学院大学現代社会学科)
3)「自然環境の汚染が及ぼす子どもの遊びへの影響についての考察 ~放射能に汚染された土と泥だんごづくり~」
東 義也、山﨑 裕(尚絅学院大学子ども学科)
4)「自治体が主導する持続可能な景観学習の実態解明と展開への課題」
馬場 たまき、阿留多伎 眞人(尚絅学院大学環境構想学科)、北原 啓司(弘前大学大学院地域社会研究科)
5)「大学生の生活習慣病予防のための食事改善プログラムに関する検討」
髙橋 睦子、布木 和夫、柳沼 梢(尚絅学院大学健康栄養学科)、中塚 晴夫(金沢学院短期大学)、
高橋 千春、大内 秀文、畑中 恵美(名取市保健センター)
6)幼児期からの「いのちの教育」実践プロジェクト ~本学生を対象とした試み~
粉川 妙子(尚絅学院大学子ども学科)、三好 敏之(尚絅学院大学人間心理学科)
7)アデニル酸シクラーゼ活性を調整するタンパク質複合体の解析
助川 淳(尚絅学院大学健康栄養学科)、斎藤 将樹(東北大学大学院医学系研究科)、
平野 毬菜(尚絅学院大学大学院総合人間科学研究科)
8)大学教員の研究意識に関する日中比較Ⅱ
川端 壮康、小泉 嘉子(尚絅学院大学人間心理学科)、桂 重樹(尚絅学院大学環境構想学科)、
田村 嘉勝(尚絅学院大学子ども学科)、李 篠平、王 沖(大連理工大学外国語学院日本語学科)
当日は宮城県、名取市、岩沼市、川崎町の地域振興にあたる関連部署の方々、那智が丘公民館長を初め地域の方々など、多くの方々にご参加頂き、観光とまちづくりについて学ぶ機会となりました。
尚絅学院大学総合人間科学会はこれからも,地域に貢献できる活動を積極的に取組んでまいります。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。