尚絅学院大学

6月21日に「2023年度言語インテンシブコース修了式」が行われました。
言語インテンシブコースとは、所属する学類の学びを越え、特に身につけたい語学（英語、韓国語、中国語等）を集中的にトレーニングすることで、言語リテラシーを育むコースです。

英語コースでは２年間、中国語コースと韓国語コースは１年間学び、必要な科目を修得することで、コースの修了が認められます。

◆現在のカリキュラムはこちら

2023年度にコースを修了した学生は英語コース10名、韓国語コース11名、中国語コース5名です。
修了式では、修了証書の授与や、コース修了者によるスピーチ、学長先生の講話や各コースを担当した先生方からの激励コメントがあり、これまでの学びを振り返り、これからの語学学習につなげていく機会となりました。
修了式の様子、スピーチについてはこちらの動画をご覧ください！

【動画】修了式の様子

 

＜英語・韓国語コースを修了した学生のスピーチ＞

私は英語インテンシブコースと韓国語インテンシブコースに所属し、言語を学んできました。
1年生から入った英語インテンシブコースでは主にサム先生とベッキー先生、パトリック先生に指導していただきました。

週4回90分の講義は今まで経験したことがなく、最初は頭がパンクしそうになりました。
私は幼い頃から英語を習っていたためか、中学校では誰もわからない問題を私が答える、
他の子が答えられない時は何も言わないのに私が答えられないと、「紺野さんでも答えられないか」とガッカリされ、それがいつしか私にとってプレッシャーとなり少し英語を嫌いになったきっかけでした。

ですが、その時の気持ちを、英語インテンシブコースで過ごした日々が上書きしてくれました。
とりあえず書いてみる、話してみるということを続けることで、必然と言葉がでてくるようになりました。
また私たち生徒の答えが間違っていても、決して否定せずにフォローしてくださる優しさから楽しく英語を学ぶことができました。

韓国語インテンシブコースでは宋先生と呉先生にお世話になりました。
高校生から韓国語を習っていたにも関わらずテストの点数が伸びず、心が折れかけていた私にずっと優しく寄り添ってくださいました。
宋先生は私たちが大好きなアイドルの歌や韓国ドラマから学ぶことができる材料を持ってきてくださったり、
呉先生は楽しくかつしっかり学びになるようなゲームを考えてくださり、学生のことを第一に考えてくださっている2人から学べて本当に幸せでした。

正直、２つのインテンシブコースと教職課程を履修していて、周りの友人とは生活が違い、何度も辞めたいと思ったこともありました。
ですが2年間共に頑張ってきた仲間がいたからこそ、最後までやり切ることができました。

私は今年度後期からアメリカに留学する予定です。今まで学んできた英語はもちろん、アメリカでも韓国語の授業を履修しようと考えています。
インテンシブコースでの学習は終わってしまいましたが、共に頑張った仲間としてこれからも仲良くしてほしいと思っています！
先生方にも本当に頑張ったねと言ってもらえるように、これからも努力して行きたいです。

(人文社会学類3年　紺野)