尚絅学院大学

車の中には、、、

先日の雨の日に大学事務室に電話が入りました。

「車から猫の鳴き声がすると思って、学生駐車場でボンネットを調べたら、子猫がいたんです！捕まえようとしたら、その子猫が隣の車の中に入ってしまったんです」

 

本学は学生駐車場を完備しており、許可を得た学生は自動車で通学できます。

しかし、こんな問い合わせは初めてでした。

泥だらけの救出作戦

職員が学生駐車場へ駆けつけると、「みゃーみゃー」と子猫の鳴き声が…

隣の車の持ち主の学生にも連絡をとりつつ、救出を試みていると、なんと、またその隣の車へ子猫が逃げてしまいました。
 

さらにまた持ち主の学生にも駆けつけてもらう連絡をとりながら、

通りがかった校務員さんが車を取り巻くネットをくれたり

近くの薬局へ餌を買いに行ってくれる職員がいたり

たまたま駐車場にいた学生さんがブランケットを恵んでくれたり

一緒に子猫の救出をしてくれる学生さんがいたり…

 

さまざまな人の助けを借りて、やっと子猫を救出！

雨の中、職員も学生もドロドロになりました。

 

1番最初に電話で連絡してくれた学生が、子猫を見て、

「ご近所さんに最近生まれた子猫だ」と飼い主が判明し、

無事に連れて帰ることができました。

みんなで猫バンバン

後から調べてみると、雨の多い梅雨の時期は

雨宿りや寒さをしのぐために、車のボンネットへ入り込む猫ちゃんが多く、

ボンネットで火傷をしてしまうこともあるそうです

 

今回の迷い込んだ子猫は無事で本当によかった。

そして、救出に携わってくれたみなさん、本当にありがとうございました。
 

みなさんも車に乗る前には優しく、車のボンネットをたたいてみませんか？