尚絅学院大学

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第5回「大学生と考えるSDGs」開催報告

2023/03/29

 3月4日(土) 第5回「大学生と考えるSDGs」が本学多目的ホールで開催され、大学生と社会人(企業、自治体)がともに学び、意見交換をしました。
今年のテーマは「男性も女性も育休の時代へ ~父親の育児参加と家族のwell-beingをめざして~」。次元を超えた少子化対策が話題となっていますが、父親の育児参加こそ、少子化対策の要ではないかと考え、今回のテーマとしました。

 

集合写真

集合写真

 はじめに、育児、育休に関する話題提供として、男性の育休推進プロジェクトに取り組んでいるkaziプロジェクト代表の木村秀則氏にお話しいただき、次いで育児休業取得者としての経験や考えをTBC東北放送ラジオ局アナウンサーの大久保悠氏、宮城県雇用対策課の村上達哉氏のお二人からお話しいただきました。
 後半のグループワークでは、父親の育児参加と家族のwell-beingの実現を目指し、「男性が育休を自然に取れるようにするにはどうしたらよいか」を考えることとし、グループごとに3つのアイディアを出すことにしました。
 今回、グループワークのファシリテーターを担ったのは、「大学生と考えるSDGs」学生実行委員会のメンバーです。1グーループには、社会人の方と学生が3名ずつ、計6名で熱心に意見を出し合い、アイディアをまとめました。

 

第1部の様子

第1部の様子

 グループワークの報告では、「ポジティブプロモーション」「育休のロールモデル」「誰もが長期休暇がとれる」「次世代育休のOJT」「男性の育休コミュニティをつくる」「仕事を属人化しない」「100%手当支給」などの意見があげられました。

 参加学生や実行委員会の学生にとって、育休はまだ先のことですが、今回のように社会人の方に教えていただき、意見交換することによって、社会課題を解決するために何ができるかを共に考えたことは、学生にとって良い経験となり、自信につながりました。ご参加いただきました社会人の皆様に感謝申し上げます。 
 今回の「大学生と考えるSDGs」の様子は、随時、学生実行委員会がSNSなどで発信してまいりますので、ぜひご覧ください。


 

グループワーク

グループワーク