尚絅学院大学

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【実施報告】 実践講座「当事者とつながる学びとスキル~3月11日に向けて記事を書こう」

2023/03/07

昭和三陸大津波の教訓を伝えながら、忘れられた石碑の前で

昭和三陸大津波の教訓を伝えながら、忘れられた石碑の前で

尚絅学院大学の地元名取市の閖上地区は、間もなく東日本大震災から13年目を迎えます。
ボランティアチーム「TASKI」の活動などを通じて、学生、教員が支援、交流を続けてきた閖上。犠牲と喪失の体験を背負う当事者の歩みを取材し、自らが「伝承者」になろう―という実践講座「当事者とつながる学びとスキル~3月11日に向けて記事を書こう」(15回)に、2年目も意欲ある受講生がチャレンジしました。
今期は閖上中央町内会長・長沼俊幸さんに取材を重ね、苦難の歳月と新しい街づくりの問題点、「復興とは何か?」への思いを語ってもらいました。受講生たちも「わがこと」として向き合い、インタビューの方法、記事づくりを学んで11本の記事に実らせました。その成果の記事を紹介します。本ページ下部に記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。

この実践講座は、ニュースサイト「TOHOKU360」でも紹介され、同サイト編集長選定の佳作が3月11日にちなむ地元発のニュースとして発信されます。
また、被災地の「伝え手」育成の試みとして3月18日、「メディフェスせんだい2023」(@せんだいメディアテーク)のパネルディスカッション「継承・伝承のカタチ」で紹介され、受講生の「TASKI」メンバーも参加します。どうぞ、ご来場ください。

客員教授・ローカルジャーナリスト
寺島英弥

「閖上の記憶」で震災体験と往時の閖上を語る長沼さん

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閖上を支援してきた方とzoomをつないで

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