本学のインターンシップの取り組みについて
2024/03/05
本学では、学生のキャリア形成支援を重視し、1年次から計画的・発展的な支援を行っております。
2年次のインターンシップ科目(2単位)では、学生が企業や行政機関で就業体験を行っています。自身の専攻分野や将来のキャリアに関連する業務に触れることで、大学での学びを社会と結びつける貴重な機会となります。低学年のうちに研修を経験することの意味は、自身の適性や将来について考えることにあります。また、社会の視点から学びを見直すことで、大学での学習意欲が高まり、より実践的な知識の習得につながります。
2024年度は、22名の学生が国内14カ所で研修を実施いたしました。
学生達は、仕事の現場を体験する中で、社会で必要とされる知識やスキル、働く意識について深く考察する機会を得ています。今後は、DXの加速や人材の多様化がますます加速し、企業を取り巻く環境も急速に変化することが予想されます。こうした時代に求められるのは、柔軟な対応力を備えた人材です。本研修では、その第一歩として、学生が実際の業務を通じて社会の仕組みを学んでいます。
研修後にまとめる報告書には、学生自身の職業適性に関する気づきや、今後の学生生活・就職活動に向けた目標が記されています。「自分に向いている仕事とは何か」「どのようなスキルを向上させる必要があるか」など、実体験をもとにした振り返りは、今後のキャリア形成に大きく役立ちます。また、受け入れ先の皆様からも「職場に良い刺激があった」「担当社員にとって学びの機会となった」とのお声を頂戴しており、学生の新鮮な視点や意欲が、何らかの形でお役に立てていれば幸いです。
本研修で得た学びは、3年次の「キャリアアップセミナー」や、地域社会でのさまざまな活動を通じてさらに深めることができます。今後も、本研修がより実りある機会となるよう努めてまいります。
引き続き、ご指導・ご協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
※2024年度報告書データ版(PDF)をご希望の方は、ご連絡ください。
なお、過去2年間のインターンシップの実績は、2023年度が17名(国内13カ所)、2022年度が21名(国内13カ所)となっております。
過去のインターンシップ報告書は、進路就職課(022-381-3313)にて閲覧いただけます。