進路就職課からのお知らせ

【進路就職部/キャリアアップセミナー】企業の方からの講話②

2024/12/03

3年生を対象に4月から通年で実施している授業科目「キャリアアップセミナー」。
後期は、業界・仕事理解をさらに深めていくために、企業の方から直接話を聞くプログラムを展開しています。今回は、学類毎に分かれて授業を実施し、企業担当者様及び卒業生の方々より講義を行っていただきました。

人文社会・心理・学校教育学類(一般就職希望者)
幅広い業界・職種への進路が予想される人文社会学類等は、地元仙台密着の「IT企業」について学ぶ授業でした。ICT技術の発展やDX化に伴い、文系出身者の志望者も増加しているIT業界。講義では、システムが構築されるまで多くの企業が連携していることやエンジニアの開発業務の流れを学びました。また、在籍する卒業生の業務内容や勤務を通して成長を感じたエピソードが紹介されました。


健康栄養学類
食品製造や開発の分野を志す学生も在籍する健康栄養学類は、東北に拠点を置く「パン製造メーカー」について学ぶ授業でした。開発や営業等、職種が豊富な食品業界。今回は、営業職として活躍する卒業生から、商品流通の過程や働く上で大切な心構えについて説明がありました。また、「自身の最高の食体験」を思い描くワークを交えて、商品を消費者の下へ届ける意義を学びました。


子ども学類
2名の卒業生が来校され、主に「保育士という仕事」についての授業でした。「保育園は生活の場なので、常に現在進行形。子どもの個性に合わせて関わっていくので難しい面もあるが、卒園児が成長した話を聞けるのがうれしい」等「仕事のやりがい」をお話頂き、職業理解をさらに深められました。また、これからの就活に向けては、「自分にあった保育園を見つけるために多くの園を見学しよう」「いろいろな文化に触れて心が揺れ動く経験をたくさんしておこう」とのアドバイスも頂きました。さらに、5年目の卒業生からは、「一人ひとりとの関係構築が大変だったが、子どもたちとたくさん遊んで心を通わせた。子どもたちの成長を感じつつ働いている」という実体験を聴くことが出来ました。


各学類、企業担当者様から業界の仕組みや仕事内容を直接聞くことができ、学生は真剣に耳を傾け授業に参加していました。また、所属学類の特色を活かして勤務している卒業生の講話から、今後の就職活動や自身のキャリアをイメージすることができたようでした。
今後も進路就職部では、幅広い選択肢の中から学生が自ら進路を実現できるように、授業や学生面談を通してサポートして参ります。