尚絅学院大学

尚絅学院大学開学20周年
リレーエッセイ

再掲 9月のリレーエッセイ:「たかが尚志祭?」 元事務職員 高野 いづみ(旧姓 末永) 

2023/09/13

2023年度尚志祭実行委員長 鈴木麻心さんより、来月開催の尚志祭にむけて皆様へのご挨拶が届きましたので再掲いたします。あらためて拝読いただきたくよろしくお願いいたします。


【はじめに】

来る10月7日(土)・8日(日)、開学から20回目の尚志祭が開催されます。今年度は念願だった通常開催となり、実行委員会の学生たちを中心に張り切って準備を進めております。
さて、20年前を振り返り、開学後第1回目の尚志祭はどんな状況だったのでしょうか。
一期生から数多くの学生たちと奮闘し苦労を共にしてきた学生生活課担当だった 高野(末永)いづみさんに、当時の様子を伺うべくエッセイを寄稿いただくことができました。
また、2023年度尚志祭実行委員長 鈴木麻心さんより開催ご挨拶、宣伝広報部リーダー 伊藤みなみさんより尚志祭についてのご案内がございます。
20年前の学生たちの熱気を比較しながら尚志祭を楽しまれるのも一興かと存じます。
また本学OBOGの皆様へ、10月8日(日)は開学20周年記念ホームカミングパーティーを開催いたします。当時の想いでを振り返りながら、尚志祭スタッフに応援、労いの言葉をかけていただければ幸いです。ぜひ、尚志祭・ホームカミングパーティーにご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

~開学20周年記念リレーエッセイ作成委員会~

2012年度尚志祭 夏休み期間の準備風景

2012年度尚志祭 夏休み期間の準備風景

【エッセイ】

 「たかが尚志祭?」/  元事務職員 高野(末永)いづみ  

大学開学20周年、おめでとうございます。
この節目に寄稿の機会を頂戴し、大変光栄に思っております。


私は尚絅女学院短期大学英文科を卒業後、一般企業勤務や英国語学留学を経て入職し、2022年3月までの約33年間、勤務致しました。
思い出深い経験は、入職時の短大英文科副手としての約13年間と、その後の大学事務室での学生生活支援、特に尚志祭実行委員会の活動支援を担当した約10年間です。
人と直接関わる部署での仕事は、大変やりがいを感じていました。


その尚志祭、短大から大学への転換期ということもあったのか、うまく引継げない学生主催行事のひとつでした。
存続が危ぶまれる中、大学なのだから、学生にすべて任せればいいという声もあり、自主性とサポートのバランスに悩みました。


そんな折、大学1回生の実行委員数名が尚志祭実施への熱意を示し、その思いを実現すべく、委員ができること大学側がフォローすることを話し合い、実施へと漕ぎつけました。

その後は、毎年毎年、膨大な打合せをして次世代へと引き継ぐ仕組みを作り上げていきました。
陰の立役者、実行委員たちは、夏休み返上で準備を行っていきます。
出店者や来場者にどう楽しんでもらえるかを議論し、紆余曲折、試行錯誤を経て、ノウハウを引き継いでいきました。


イマドキの若者は、大変そうなことは敬遠すると言われますが、年々実行委員の数が増加したところをみると、それ以上に得るものがあったということなのでしょう。
若者は世間がいうほどヤワではなく、目標に向かって頑張れる強い力を秘めていると確信しました。


こうした活動の中で、企画・実行・振り返りのサイクルの経験、そして思いやりの心を育むことは、実社会でも活かせると信じ、学生を支援しました。
「学術講演会がないのは如何なものか」という指摘もありましたが、活き活きと活躍する学生を見て入学を決めたという人もいて、学術的ではないけれど、何らかの貢献ができたのではと思っています。
 

終了後に達成感で涙を流している学生たちを見る度に思ったのが、「たかが学祭されど学祭」。
学生たちの青春が輝いていました。
共に泣き笑いし、学生を支援する立場の自分が逆に学生から支えられることも多々あって、自分も成長させて頂いた日々でした。
今でも感謝の念が溢れてきます。


末筆になりましたが、尚絅学院大学の卒業生、在校生そして教職員の皆様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。


        【略 歴】
             199011月 入 職   尚絅女学院短期大学副手(英文科)
             
2003年 4    大学開学時   尚絅学院大学 学生生活課
             2019年 4月  学群学類制移行時  経営管理部 教職員課 課長補佐
       
      2022年 3月  退 職

 

2012年度尚志祭 終了後ミーティングの一コマ

2012年度尚志祭 終了後ミーティングの一コマ

【2023年度 尚志祭のご案内】

  「思い出に残る尚志祭を目指して」/ 尚志祭実行委員長 鈴木麻心


尚絅学院大学が開学して20周年を迎えた記念すべき年の尚志祭。今年の見どころは3組の芸人さんたちによるお笑いライブ、たくさんの出店、ビンゴ大会です。お笑いライブはなんと!中庭野外ステージにて無料で見れちゃいます!出演芸人といたしましては、「そいつどいつ」「大自然」「ケビンス」です。どのようなネタを見せてくれるのかとても楽しみです。

新型コロナウイルスの規制が緩和されたことから、今年は出店団体も昨年より増えています。ダンスサークルのレモネードなどをはじめとした飲食物の出店や展示・体験等ができる出店まで盛りだくさんです。ビンゴ大会は豪華な景品がたくさんあります。どんな景品があるかは当日までのお楽しみです。ぜひ参加して景品を勝ち取ってください!
 

開学20周年の記念すべき年に実行委員長として伝統ある尚志祭に関わることができたこと、大変嬉しく思います。たくさんの方々に尚志祭を楽しんでいただけるように、実行委員一同準備してきました。一生思い出に残るような尚志祭にしたいと考えておりますので、今年の尚志祭にぜひ足をお運びいただき、楽しんでいただければと思います。

 

2023年度尚志祭 「彩祭」 ポスター

2023年度尚志祭 「彩祭」 ポスター

「笑顔で溢れる尚志祭を目指して」/ 尚志祭実行員会 宣伝広報部リーダー 伊藤みなみ


今年の尚志祭のテーマは「彩祭(サイサイ)」です。笑顔で彩られる祭りになるように、実行委員一同準備を行っています。尚志祭を制限なく開催できることをとても嬉しく思います。


今年の尚志祭の見どころは4つあります。

1つ目は、尚志祭実行委員会企画部が主催する「ビンゴ大会」、「カラオケ大会」、「喫茶店」です。ビンゴ大会は、豪華な景品も用意されているため、とても楽しめる企画となっています。カラオケ大会は、流行の曲などを披露してもらえるため、とても盛り上がります。喫茶店は、今年度新たに行う企画です。クッキーや飲み物などを販売しており、休憩スペースとしてもご利用いただけます。


2つ目は、「お笑いライブ」です。3組の芸人さんのライブを無料で観覧することができます。M-1グランプリや、テレビ番組などに多く出演されている芸人さんのライブをぜひ会場でお楽しみください。


3つ目は、「学外団体による出店」です。大学開学20周年を記念して、学外団体の出店が盛り沢山となっています。ボランティアチームTASKIと無印良品様との合同企画として、自分なりの防災グッズを考えるワークショップを開催する他、大衡村の方々や第一生命保険株式会社様なども出店してくださいます。


そして4つ目は、2日目の夜に打ち上げる花火です。夜空を彩る花火をぜひ、目の前でご覧いただきたいです!

大学開学20周年の節目となる尚志祭を、ぜひお楽しみください!

 

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