SDGs MARCHE

弊社は、古紙回収業から始まった企業でありますが、年々業務範囲を拡大しており、それに伴い採用活動も積極的に行った結果、従業員数も年々増加しています。また、廃棄物処理業界というとドライバー職を中心として男性が活躍するイメージがあると思いますが、近年は女性社員の活躍も目立っています。主に営業職としては産業廃棄物管理コーディネート業やスーパーに併設しているリサイクルポイントシステム運用などを行っています。さらに、総務経理、人事広報、各センターで事務系業務を担うなど多岐に渡って女性社員が活躍しキャリアアップを目指しています。現在では30名ほどの女性社員が在籍しており、産休・育休制度を利用した社員は現在3名の実績があり取得率は100％です。女性が働きやすい環境が年々定着し、職場復帰後も育児短時間勤務制度を利用しながら仕事と子育てを両立し安心して働ける環境が整っています。

産業廃棄物の中間処理施設である仙台港資源化センターでは、若手社員からベテランの社員まで幅広い年齢層の社員が在籍しています。その内、パート社員は24名在籍しており、平均年齢は68歳、最高年齢は80歳で豊富な経験や知恵を活かし寒暑の時期も廃棄物の分別作業に取り組み大いに活躍しています。また、障がい者雇用や新卒採用も積極的に行なっており、多様な人材がいる中で夏の熱中症対策は欠かせません。水分補給だけでなく塩アメ・粉末スポーツドリンク・栄養補給ゼリーの支給も行います。昨年から導入した保冷材入りの冷却ベストも着用し、常に最高のパフォーマンスを維持できるよう万全な体制を整えています。さらに、敷地の空きスペースで栽培しているトマトやきゅうりを漬物にし休憩時間に皆で食べるなど、楽しみながら熱中症防止に努めています。高齢者や障がい者も含め老若男女多様な人材が活躍できる職場環境が整っており、それぞれの個性を発揮しお客様に感動して頂ける企業という理念のもと業務に当たっています。

コロナウィルス感染拡大により、弊社ではグループ企業全体でコロナ対策室を立ち上げ、マスク着用や回収ドライバーはゴーグルの着用を徹底しました。車両や社内拠点にはアルコール消毒液を置き、常に感染予防を徹底できる体制を整えました。また、回収ドライバーが同じ事業所内での密集を防ぐ為、ミーティングは事業所の外で行うなど三密回避に努めました。仙台港資源化センターではお客様への施設見学の際、社員がマスクやフェイスシールドを着用しご案内しております。さらに、お客様とソーシャルディスタンスを保つ為、通常時とは異なりマイクを利用し施設の説明を行なっています。飲み物の提供は感染防止に配慮しグラスでの提供からペットボトルに変更し、足を運んで下さったお客様がより安心して見学できる環境を整えています。