尚絅学院大学図書館 almo

利用者証用に当館が貸与したICカード（以下「ICカード」）について、以下の方針で取り扱いを終了させていただきます。

１．ICカードの新規貸与を、2024/8/31（土）閉館時に終了します。
　　これ以降は利用者登録をご希望の際にFelica系ICカード（又はその機能を備えたスマートフォン）の持参がない場合は、登録ができません。

２．ICカードの返却受付（デポジットの返金対応を含む、以下同じ）は、2025年12月の最終開館日（※）の閉館時に終了します。
　　
　ただし、返金にあたってはご来館いただく必要があるほか、以下の条件をすべて満たす必要があります。
　　①「当館が貸与したICカード（現物）」をお持ちいただき、かつ、当館において、貸与したものとの同一性が確認できること。
　　　（貸与時のデポジット受領証だけでは返金ができません。貸与したICカード自体を返却することが必要です。）
　　②返金の振込先とする、当該ICカードに対応する利用者ご本人名義での国内銀行口座をお持ちであること。
　　　（お名前が利用者登録上の氏名から変更があるなど、これに依り難いご事情がある場合は、状況を説明する文書をご準備ください。）
　　
　※2025年度の開館予定は2025年2月頃に決定する見込みです。

３．前項の期限（※）までに返却の申込が行われなかった場合は、ICカードが利用者（または旧利用者）の所有に帰することに同意されたものとします。

４．該当するICカードを利用者証とされている方は、別のICカード等をお持ちいただければ、新たな利用者証として登録させていただきます。

＜経緯＞
１．図書館では、2009年の当館新築時にあわせてICカード対応入退館ゲートを導入しました。
　　その際、利用者証として利用できるFelica系ICカード類を持参されずに利用者登録を行われる学外者（および一部の学内者）のため、デポジット2000円を徴収してICカードを貸与する制度を運用してまいりました。
２．このたび以下の理由により、ICカードの貸与を終了することとし、デポジットの返金期限を設けることとました。
　・Felica系ICカードの公称寿命（データ保存期間）は7年間（0℃～50℃）である。これを超過している貸与用のICカードは性能が保証されず、貸与することに問題がある。
　・貸与後に正常動作をしない場合には、返金できない場合が生じうる。（券面が判読できず、かつICカードとしても読み取れないために、貸与物と確認できない場合など。）
　・2019年度を最後に、貸与への申込が4年度以上にわたって無い。
　・2024年現在スマートフォンや交通系ICカード、一部クレジットカードなどがFelica系ICカードとして使用できる状況にあるため、今後の貸与希望はほぼ見込めない。
３．2024/7/23現在で、2011-2019年度に発行されたICカードについては該当者（紛失の申し出があった方を除く）が最大でも2名であり、殆どの方は返却・紛失している状況にあります。また、2009-2010年度には学内で、今回の措置の対象外となる貸与が行われております。