大学院 教育目的・方針

教育目的

建学の精神に基づき、本大学院の教育目的は、学則の第2条で以下のように定められています。

「本大学院は、キリスト教の精神に基づき人格の陶冶をめざし、教育基本法及び学校教育法の規定するところに従い、高度にして専門的な学術の理論及び応用を教授研究し、精新な学識と研究能力を養うことによって、広く文化の向上と人類の福祉に貢献できる人材を育成することを目的とする。」

研究科および各専攻の人材養成の目的は、以下の表のように定めています。

研究科
  1. 課題の探求と解決を行うための自立性、創造性、探究心を養う能力
  2. 人類の福祉に対して、社会人として自ら考えて行動できる能力
  3. 国際人としてのグローバルな視点を持ち、異文化を理解し尊重できる能力
以上の能力を身につけた人材を養成する。
心理学専攻 心の悩みや非行・いじめなど行動上の問題への専門的な観点からのケアなど、心理学を専門的に研究し、柔軟で鋭い洞察力・分析力を備えている心理専門職者への期待が高まっている。本専攻では、その期待に応えるべく、専門的な学問の背景や隣接分野の知識・技能を併せ持つバランスの取れた人材、単なる推測や主観的判断を廃し、データに基づいた科学的な考察ができる人材を養成する。
人間学専攻 4年間の学部教育の土台のうえに、さらに人間の「共生」に関する問題を人間の文化や社会、歴史という視点から、人間の存在に関わる基本的な学問である宗教学、キリスト教学、哲学、倫理学等によって、さらには社会学、教育学、経済学等の隣接学問も視野に入れて、総合的に研究することを目指す。これらの研究によって、新しい知識や情報、そして技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤としてその重要性を増す社会(知識基盤社会)を支え、また構築しうる人材を育成する。
健康栄養科学専攻 自由な発想で思考し広い視野に立って、栄養・食生活の諸問題解決に当たることのできる専門職業人の育成が早急に求められており、本専攻では、その要請に応えるべく、社会人を積極的に受け入れ、本専攻で得た知識・経験を各自の持ち場で活かすことができる、高度な専門知識と技術を持つ人材を養成する。

教育方針

教育目的を達成するために、本大学院では、アドミッションポリシー(入学者受け入れの方針)、カリキュラムポリシー(教育課程編成の方針)、ディプロマポリシー(学位授与の方針)を以下のように定めています。

アドミッションポリシー

本大学院の求める学生像は、以下のとおりです。

  1. キリスト教の愛と奉仕の精神に基づき、他者への深い思いやりと理解、さらに協力、支援に努める人。
  2. 専門分野に対する強い好奇心と探求心を抱き、高い目的意識を持って研究課題に取り組む人。
  3. 人間の健康な生活の営みに関わる諸問題を科学的に研究し、その成果を実践に生かそうとする人。

各専攻の求める学生像は、以下のとおりです。

心理学専攻
  1. 人間を「こころ」と「からだ」の統合の視点から捉え、専門的・実践的な知識と技術を習得する姿勢を強く持っている人。
  2. 先端的な知識の習得と研究を通して、人間の諸活動や社会生活に関わる、多様な問題や課題を解決しようとする人。
  3. 心理学の分野での研究者となることを目指し、それに必要な基盤的知識や研究法を学ぼうとする人。
人間学専攻
  1. 人間についてより高度で総合的な研究を深めたい人。
  2. 人間の様々な問題に対応することができる分野横断的な力量を身に付けたい人。
  3. 共生社会構築に向けた指導的役割を果たせる高度な知的素養を身に付けたい人。
  4. キリスト教精神について深い造詣を身に付けたい人。
  5. 教員としての資質能力をさらに高めたい人、教育関係職にあり学び直したい人。
健康栄養科学専攻
  1. 先端的な知識の習得と研究を通して、地域における健康問題を解決しようとする人。
  2. 健康栄養分野の学問に対する強い好奇心と探究心を抱き、高度な知識と能力をもった社会人を目指す人。
  3. 健康栄養科学の分野での研究者となることを目指し、それに必要な基盤的知識や研究法を学ぼうとする人。

カリキュラムポリシー

心理学専攻

教育課程を「総合科目」と、基礎心理学系、応用・実践心理学系の2つの分野からなる「専門科目」から構成する。

  1. 「総合科目」には本専攻の教育目標を達成するのに必要不可欠な知識及び技能の修得を目指した必修科目を配置し、最終的に修士論文の作成を行う。
  2. 「専門科目」は、心理に関する基礎を学ぶ基礎心理学分野と、それを実践応用する方法を習得または模索する応用・実践心理学分野の2つに分ける。これらの分野のいずれの科目も全て選択科目とすることによって、それぞれの学生が自らの関心に沿って学習できるようにする。
人間学専攻
  1. 学位授与に相応する幅広く深い学識及び研究能力を修得できる科目群を体系的に構成する。
  2. 学修課題をコースワークとして体系的に履修する必修科目・選択科目、特論科目・演習科目を適切に編成する。
  3. 研究成果・学術情報の適切な収集、研究活動の適切な蓄積、研究報告書・研究発表の学術性、研究倫理等を修得する特別研究を設置する。
健康栄養科学専攻

教育課程を「総合科目」と、栄養科学、健康栄養デザインの2つの領域からなる「専門科目」から構成する。

  1. 「総合科目」には本専攻の教育目標を達成するのに必要不可欠な知識及び技能の修得を目指した必修科目を配置し、最終的に修士論文の作成を行う。
  2. 「専門科目」は、栄養に関する基礎を学ぶ栄養科学領域と、それを実践応用する方法を習得または模索する健康栄養デザイン領域の2つに分ける。これらの領域のいずれの科目も全て選択科目とすることによって、それぞれの学生が自らの関心に沿って学習できるようにする。

ディプロマポリシー

自らの所属する専攻の到達目標を達成し、また修士論文の審査に合格し、大学院学則に定められた所定の単位を修得した学生には、修士の学位を授与します。

各専攻の到達目標は、以下のとおりです。

心理専攻

心理専門職者の業務に必要な高度の知識と技能を習得し、人間の心をめぐる諸問題の解決にあたることのできる能力を身につける。

人間学専攻
  1. キリスト教精神の深い造詣、高度な幅広い教養、分野横断的な知見、高い倫理性を有している。
  2. 人間の共生に関わる幅広い課題探究、共生の原理を創出しうる力量を有している。
  3. 共生社会の構築に向かう総合的リテラシー(情報の解釈・分析・考察・判断・表現の力量)を有している。
健康栄養科学専攻

栄養と健康に関わる専門職業人の業務に必要な高度の知識と技術を習得し、栄養と健康の諸問題の解決にあたることのできる能力を身につける。